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田端信太郎、詐欺広告を放置してきたメタ社を批判 「野グソ垂れたやつがそのまま」

yutura

4月17日、「田端信太郎」(登録者数15万人)は「サギ広告で大炎上のメタ日本法人。代表の味澤さんについて話します。」と題した動画を公開しました。

なりすまし広告で問題のメタ社 日本法人のトップと親交あり

田端はリクルート、ライブドア、LINE、ZOZOなど20年間で7つの大企業を渡り歩いた経歴を持つ投資家・実業家で、現在は「田端大学 投資学部」というチャンネル名で、投資やビジネスに関する情報を発信しています。

このところ、「前澤友作」(同127万人)や「ホリエモン」(同184万人)など著名人の画像を無断で使用したSNSのなりすまし広告が問題になっており、被害を受けた本人から、見つけてもクリックしないよう注意喚起がなされています。

そんな中、インスタグラムやフェイスブックを運営するメタ社は4月16日、なりすまし広告に関して公式に声明を出しました。メタ社はオンライン詐欺を「インターネットを通じて世界中の人々を標的とする社会全体の脅威」と位置づけ「詐欺広告をプラットフォーム上からなくすことは、メタのビジネスにとって必要不可欠なこと」としつつ、「社会全体でのアプローチが重要だと考えます」と付け加えました。この声明について前澤は「まずは謝罪の一言は?社会全体のせい?」「日本なめんなよマジで」とXでポストし怒りをあらわにしていました。

田端は17日の動画で、他のSNSを運営する会社と比較してもメタ社の広告審査レベルは「ダントツにひどい」と酷評します。グーグルやYouTube、Xといった他のプラットフォームは「完璧じゃないけどそれなりにお掃除している」と、詐欺広告や公序良俗に反する広告を減らす努力をしていると評価します。一方でメタ社のプラットフォームでは有害な広告が放置されているといい、田端は「ゲロだろうがウンコだろうがもう街の中に放置されまくりみたいな。野グソ垂れたやつがそのままみたいな」と例えました。

日本法人の社長も中間管理職に過ぎない

広告の後にも続きます

前澤はメタ社の日本法人に対する抗議活動もおこなっていますが、田端は同法人の代表である味澤将宏氏と面識があり、彼に関して「ちょっと複雑な思いがある」と打ち明けます。味澤氏は4月4日、Xで「御社のFacebookとInstagram上での詐欺広告が大きな社会問題になってますが、今後どのようにこの件対応される予定ですか?」と前澤から公開質問を投げかけられていました。

田端はLINE時代、日本におけるネット広告事業の業界団体、JIAA(日本インタラクティブ広告協会)の仕事で味澤氏と一緒に働いた経験があるとのこと。かつてJIAAは、ニューヨークに本部を置くアメリカの業界団体、IAB(Interactive Advertising Bureau)の決定に逆らえない状態だったそうですが、味澤氏の尽力により、IABとの間に協力関係ができたのだとか。

業界団体の仕事は、「典型的な町内会仕事で、頑張ったからってお金もらえるわけではない」という田端ですが、こうした功績から味澤氏のことは「責任感と正義感の強い人物」と称賛し、詐欺広告の問題に対しても「危機感を持ってないわけがない」とします。そんな味澤氏がいるにもかかわらず、メタ社のSNSでなりすましの広告が2〜3年間も放置されている現状について、田端は「僕は別に味澤さんが責任ないとは言わないが、私個人の思いで言うとメタの本社が100億万パーセント悪い」としました。

田端は、外資系企業では日本法人の代表といっても「中間管理職」に過ぎず、

そういう意味で言うと味澤さんも板挟まってね、日本とアメリカあるいは広告主と写真を使われてる詐欺の被害者たち、そういうところに挟まって辛い思いをなさられてるんじゃないのかなと察します

と語りました。

この動画のコメント欄では、

個人的に、めちゃくちゃ好きな内容でした。メタ広告に前澤さんがキレているというニュースでしか無かったけど、こんなに深い裏側があるのは、ホント興味深い。

田端ニキ相変わらず適切な例えによって事象を分かりやすくしてくれるよな。

大きな会社でそれなりの立場にあると思われるような人も、同じような悩みを抱えているんだなと、改めて理解できました。

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