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ボーイング社エンジニア、機体製造不正を証言 「生死に関わる問題に繋がる恐れがある」

ABEMA TIMES

 アメリカの旅客機製造メーカーボーイング社の現役エンジニアが、議会上院の公聴会で証言し、ボーイング社が旅客機の製造工程で安全を軽視していると訴えました。

【映像】ボーイング社が“手抜き” 議会での証言

「2013年以来、787型機の製造工程では、胴体の主要な接合部分にある数千の隙間が適切にふさがれていないという深刻な問題が起きています」(ボーイング社エンジニア・サレプーア氏)

 ボーイング社のエンジニア・サレプーア氏は、公聴会でボーイング社が主力機787型の安全性を低下させる恐れのある製造上の手抜きを行っていると述べました。

 製造の規定では、胴体などにある接合部の隙間が5ミクロン(=200分の1ミリ)を超える場合、充填剤などで塞ぐことになっていますが、作業の手間を省き生産性を上げるため、規定外の作業で塞いでいたということです。サレプーア氏は「この5ミクロンの隙間が高度1万mでは生死に関わる問題に繋がる恐れがある」と懸念を述べています。

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 ロイター通信によりますと、ボーイング社は15日、調査した787型機700機から疲労亀裂は見つかっていないとサレプーア氏の主張に反論しています。(ANNニュース)

 
   

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