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「家事をしない旦那」妻が入院したら「傘どこ?」「シミが取れない」質問ばっかり!「自分で調べろ!!」と、離婚を叩きつけたら?【インタビュー】

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妊娠したら、旦那は「本当に俺の子ども?」と言った。ラブラブだった結婚生活が一変!結婚して気づく旦那のモラハラ体質…。つわりがひどく、入院して距離を置くことができたと思ったものの、病室に見舞いにきた旦那は心配の言葉もなく「マンションがゴミだらけだから、早く帰ってこい」という…。自己中心的な旦那にとうとう「離婚」の二文字を突き付けた「家事をしないと死ぬ旦那」(@kodomodannashinu)を紹介しよう。


■子どもができたら変わってくれると信じていたのに…もう、我慢の限界!
2人は職場恋愛。嫁はできちゃった結婚でつわりがひどく、退職。入院した嫁の病室にお見舞いにきた旦那は「早く退院してくれよ。お前がいないせいでゴミ屋敷なんだけど」と、言う。今まで家事を全部嫁に任せていたこともあり、「ゴミ袋の場所もわかんないし、ゴミ出しの日もわかんない」と泣きついてきた。結婚する前は、もっとちゃんとしてる人だと思ったのに。

旦那は商社の営業マン。年齢のわりに年収もあるが、毎日弁当生活とゲームの課金で今月のお金が足りないという。これから子どもが生まれるのに、全く自覚がない旦那に嫁は言った。「退院までにその無能なところを直さなければ、離婚だから」。すると、旦那は「俺の稼ぎがなきゃ生きていけないくせにエラソーに言ってんじゃねーよ。離婚するしないはお前に決める権限ねーからから」と真っ向勝負!

妊娠がわかったとき、彼は「ほんとに俺の子?」と言った。考えてみれば「生理で家事を休むな」と言ったり、結婚してからモラハラな体質が気になっていた。妊娠をきっかけに「離婚」に踏み込んだ嫁だったが、モラハラ旦那はそう簡単に離婚には応じなかった。

■「結婚=家政婦?」何もしない旦那に「うちも!」と共感の声
今回は、漫画に登場する嫁ちゃん(七五三絹)さんにインタビュー。本作を描いたきっかけや旦那さんと離婚するまでの思いを聞いた。

――「家事しないと死ぬ旦那」を投稿し始めた理由を聞かせてください。

漫画の通り、結婚した旦那がクソで、ムカついたのでストレス発散のために投稿を始めました。でも離婚すると決意した今、「なんであんな男と結婚してしまったんだろう?」という反省もあり、「こんなつらい思いをする女性が一人でもいなくなってほしい」。そして、男は星の数ほどいるのだから、そんなモラ男にたまたま当たっちゃっただけ、次の人生に出発するためにとっとと逃げて忘れちゃいましょう!という自戒と啓発も込めて投稿しています。

――モラハラがひどい男性と結婚してしまいましたが、付き合ってから今まででどのような気持ちの変化がありましたか?

今さらですが恋の熱に浮かされて、冷静になったら「なんで旦那くんが好きだったんだろう?」と思います。恋の熱と勢いだけで結婚すると痛い目を見る。彼に恋をしていたからこそ、見抜くことができなかった自分の浅さを恥じています。「彼は素敵だから素敵な旦那様になってくれる!」「彼が大好きだから子どもができたらいい父親になってくれる!」この考えはすべて幻想だと学びました。

たとえるなら、前日にテストがあるのに「勉強しなくても私は天才だから完璧にできる!」と自分を高く評価しすぎた結果、テストはズタボロで赤点をとったようなものです。テストって普通事前に勉強しますよね?そして、テスト範囲はどういう内容が出るのか調べる必要がありますよね?結婚も同じで、「彼が本当に夫としての才覚があるのか」とか「人柄に問題がないか」とか「家事ができるか」とか「子どもに対してどう思っているのか?」とか「彼の家族はどんな人?」とか、言い出したらキリがありませんが、それを確かめるための時間はたくさんあったはずです。それをできちゃった結婚だからって急いで結婚した自分は、本当に馬鹿だったなぁとつくづく思います。結婚を焦る必要はないです。仮に相手の気持ちを蔑ろにして結婚を焦らせる人がいたとしたら、逆に怪しいと思うべきです。

――まるで韓国ドラマのような展開で驚いています。離婚の決定打は何でしょうか?

嫁ちゃんはめっちゃ韓国ドラマ大好き!イケメンがいっぱい出るのでめっちゃ見てます‼ただ離婚の決定打と言いますか、いわゆるコップの水が溢れてしまい限界に達してしまったというのが本音です。なので、決定打と言えるエピソードはいっぱいあり、一つに絞れません。ただ、気づくきっかけはたくさんありました。やはり小さいこと大きいこと耐えられないことが積み重なって、離婚に対して前向きになったとも言えます。

よく、日本では3組に1組の夫婦が離婚していると聞きますが、私はいま「離婚は悪いものではない」と考えています。ずっと旦那くんがモラハラしてくるのに我慢して結婚し続けることが素晴らしいとは思いません。離婚はただの関係の終わりなだけです。美容室で髪が長くなったので切りたくなったから切るのと同じことです。

――読者さんのコメントで一番記憶に残っているものはありますか?

いつも読者さんのコメントに励まされたり、元気付けてもらったり、爆笑させてもらったりしてます。一つに絞ることは難しいですが「悪役令嬢の第二王子くらい胡散臭い」というコメントが印象的で覚えてます。私が悪役令嬢系の漫画を見たことがないのですが、語彙のセンスにすごくツボりました。たまに過激なものもありますが、それも含めて皆さんが楽しんでもらえるようおもしろいコメントをしてくださっている読者の皆様には本当に感謝です。

――その他にどのような漫画を描いていますか?

「家事しないと死ぬ旦那」は完結しましたが、関連作品を投稿しています。現在連載中のお話は、妊娠中で旦那くんと戦えない嫁ちゃんに代わって戦ってくれた弁護士の簓(ささら)さんの女子高生時代のお話「簓さんは普通の彼氏が欲しい」の漫画を2日1回定期で連載しています。このお話に旦那くんは登場しませんが、本編に登場した旦那くんの友人二十六木さんが登場します。またもう一つ連載中の「10年も付き合ったから結婚したい」は、自殺しようとしていた主人公が助けてもらった男性に恋をして、彼氏になるのですが、その彼氏が実はモラハラ男というお話です。こちらも2日1回定期で連載しております。ブログ並びにInstagramをご覧いただけますとうれしいです!


取材協力:嫁ちゃん(七五三絹)
 
   

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