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「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】

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ディーン 最初に、ウィフがどういうタイプの機関車なのかというのを検索したら、「タンク機関車」だと。タンク機関車って小回りが利くんですよ。それに機転も利く。そのままだったらゴミになったようなものに新しい価値を見いだすウィフの存在は素晴らしいと思います。われわれが今必要としている発想の転換みたいなものを象徴しているキャラクターだと思いました。丸い眼鏡がトレードマーク。物知りでかっこいいですよね。

やす子 トーマスの世界に、ゴミになってしまったものから新しいものを作り出すという、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きと、使えなくなったものも再利用することができるんだということを、子どもたちにも分かりやすく、優しく伝える方法があるんだなって思いました。

-最後に映画の見どころも含めて観客にメッセージを。

やす子 元気いっぱいのダーシーを見ると、自分も頑張ろうって思います。頑張り過ぎることで外の世界が見えなかったりもしますが、そこをトーマスたちが助けてくれるので、やっぱり人との関わり方を大事にしていきたいなと思えます。あとは「大大大冒険」というぐらいですから、大人が見ると、年齢とかに関係なく冒険してもいいんだと思えるような、すてきな映画だと思います。はい~。

ディーン この作品は、世代を超えての共通言語というか、メタファーになるような、世界観をつなげるような物語になっているので、ぜひ年齢を問わず、ご家族で見て楽しんでいただければと思います。

(取材・文・写真/田中雄二)

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