サッカーU-23日本代表は16日、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループB第1節でU-23中国代表と対戦している。カタールで行われているこの一戦、ファーストゴールを挙げたのは日本の松木玖生。右サイドの山田楓喜からのクロスに、松木が飛び込んだ。見事なパスワークから、日本が幸先よく先手をとる。
立ち上がりから日本がボールを保持する展開が続き、10分を回る前に何度か中国のゴール前まで迫るシーンを作る。シュートまでは至らないものの、日本はリズムよく試合に入れているように見えた。
すると8分、早々にゲームが動く。右サイドバックの関根大輝と山田のパス交換から中国を揺さぶり、相手陣地でスペースを作る。関根からリターンをもらった山田が、フリーの状態でクロスをペナルティエリア内に放り込むと、中で待っていた松木がこれに合わせてネットを揺らした。華麗なパスワークから中国の陣形を完全に崩した、見事なゴールだった。
しかし17分、CBの西尾隆矢がVARを介してレッドカードの判定を受け、一発退場。この影響により、中盤の山本理仁が途中交代を強いられ、DFの木村誠二がピッチに送り出された。日本は現在、数的不利の状況で戦っている。
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