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ロマロヘッド×シンカグラファイトシャフト。「ほど良くつかまり、中弾道の強い球!」【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】

みんなのゴルフダイジェスト

ロマロヘッド×シンカグラファイトシャフト。「ほど良くつかまり、中弾道の強い球!」【人気ゴルフ工房のぶっ飛びドライバーをキング・オブ・試打が語る】(C)みんなのゴルフダイジェスト

地域に根ざした大衆的な中華料理店「町中華」にスポットが当たって久しいが、同じように地域に根ざしたゴルフショップといえば「ゴルフ工房」がある。経験豊かなクラフトマンが使い手の要望に合わせ、ヘッドとシャフトを組む「カスタムクラブ(地クラブ)」が人気だ。そこで、人気工房の「飛ぶスペック」を週イチで紹介! 試打者はゴルフダイジェストで四半世紀にわたり世に出たほぼすべてのクラブを打ってきた堀越良和プロだ。

飛距離性能とコントロール性能を兼ね備えたクラブ

連載第10回目は、ゴルフどころ茨城・水戸の“桜の牧スポーツセンター”内にある、クラブ工房キナセの代表で、茨城のトップアマ・木名瀬和重さんがオススメする1本を紹介する。18歳でゴルフを始め、ベスト67で県アマにも勝つほどの腕前で、ウェッジやパターなども開発するクラブ設計家の一面もある。

チューニングのプロである木名瀬さんが、大切にするのは「お客様の気持ちを理解すること」。自身が現役の競技アマとして真剣な環境にいることで、ゴルフに対する「希望」を常に持っており、それは工房に通う熱意あるゴルファーも同じと考えている。その「希望」に、「情熱をもって接することが出来ているかが大切」とのこと。また、県アマに優勝するほどの腕前を持つだけでなく、社会人からゴルフを始めた息子を2年余りでベストスコア「74」にするなど、指導者としてもスゴ腕。“クラブ工房キナセ”は、練習場内に居を構えることで、オリジナルクラブを含め、さまざまなメーカーのクラブをその場ですぐに試打することができ、予約すれば木名瀬さん自ら、クラブのフィッティングを実施。プレーヤーとしても職人としても、常にゴルフの最前線に身を置くことで、新しい情報をいち早くキャッチし、工房を訪れるゴルファーに還元している。

「ロマロの3Dプリンター『バリスタ The FIRST 3D ドライバー』に、シンカグラファイトのワンフレックスモデル『ジンガー』の組み合わせがオススメです」と木名瀬さん。「この『バリスタ The FIEST 3D ドライバー』はクラウンも、ソールも、フェースエッジも、たわみにくく、そのためインパクトで、ヘッドが変形することなく、当たり負けしない構造になっています。そうすることで反発を高めるとともに、つかまりを良くしているモデルです。シンカグラファイトの『ジンガー』はトルクがしっかりめなのに、手元側が大きくしなるシャフトです。こういうシャフトは本来、シャフトが暴れやすく、スピン量も増えやすいのですが、このシャフトはそういうことがなく、ロースピンでしっかりと飛距離が出るモデルになっています」(木名瀬さん)

●●ヘッド/ロマロ バリスタ The FIRST 3D(10.5度)

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3Dプリンターで作成したヘッド。同じHS40m/sでも女子プロと男子アマの飛距離が大きく違う理由を、“当たった直後のスピードの差(※)”に見出し、そのHSが大きく減速してしまう現象を解消するために誕生したのがこの『バリスタ』。クラウンとソールに、筋交いとハニカムデザインを融合した“ハニカムXクラウン&ソール”と、ヘッド内部にも“インナーXブリッジ”を配置。ヘッドの表裏に施した4つの筋交いで、強固なボディを実現。また、クラウンとソールをしっかりつなぎ止める“3DXフレーム”により、たわみを抑え、フェースだけがたわむように反発をアップさせ、ボール初速の最大化を図ったヘッド。価格(税込)/ 26万1800円(USTマミヤシャフト付)
※ロマロの調べでは、HS40m/sで、当たった直後もスピードが落ちにくい女子プロの飛距離は250ヤードを超えるのに対し、同じ40m/sでも、当たった瞬間に30m/sくらいまで落ちるアマチュアの飛距離は210ヤ―ドほどだという

●●シャフト/シンカグラファイト ジンガー6

「間」と「タメ」を手元側の大きなしなりとトルクにより増幅する大胆な設計。しなりとトルクの大きいシャフト設計特有のスピン量の増加や暴れやすいといったデメリットを独自の設計とシャフト巻き技術で克服。インパクトでの強い押し込みが得られるシャフト。価格(税込)/ 6万800円

HS40m/s前後なら「40g」、HS45m/sなら「60g」台のシャフトで!

ここからは堀越プロの試打結果とインプレッションをお届けしよう。

「前回試打したロマロの兄弟モデルですね。3Dプリンターのメリットは前回話したとおり、シームレスなのでエネルギー伝達の効率がいいことが挙げられます。このモデルは前回の『BR08 3D』よりも構えた感じはすっきりしています。フェースアングルはほぼストレートなので、ターゲットにスクエアに構えやすいです。クラウン部がかなり特徴的なので、ここを気になる人だと難しいかもしれませんが、私的には構えてみたときの違和感はあまりありません。“最新技術を使っている”感はありますので、他の人とクラブが被りたくない人にはいいかもしれません。シャフトはバット部(手元)もチップ部(先端)もかなり細く、操作性がありそうに感じます。また、ワッグルしただけでかなりしなるシャフトですが、トルクは絞られていて変な暴れ感はありません。素直なしなり感で再現性の高いインパクトができそうですね」という。

弾道計測器にはラプソード『MLM2 PRO』を使用し、早速いつものようにHS42m/sくらいで試打を開始。1球目を打つと、「このシャフトはしなりが大きいですね。切り返しが速いゴルファーよりも、ゆったりめで大きなアークを描くスウィングのゴルファーに合いますね」と評価。「1球目は中弾道でかなり強い球が出ました。スピン量は2000rpmほど。シャフトは違いますが、前回試打した『BR08 3D』よりもスピンが入らないのは確実です」と、強弾道でしっかり飛んだ。「ちょっと芯をズラして打ってみましょう」といい、ヒールめでインパクト。「シャフトの影響も多分にあると思いますが、芯をズラして打っても手に伝わる感覚は芯のときとそれほど変わりません。メーカーのいう“たわまないボディ”というのはこういう打感になるのでしょう。そのおかげでミスヒットしても、それほど飛距離ロスはありませんでした」とオフセンターヒットにもそれなりに強いようだ。

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