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テンダラー“30周年”ツアーは10年ぶり米LA公演も! 「ネタづくりにかけた年月は無駄じゃなかった」

FANY Magazine

今年で30周年を迎えるテンダラー(白川悟実、浜本広晃)が、その記念公演を6月末からスタートさせます。「テンダラー結成30周年記念公演」と銘打った公演は、6月28日(金)の大阪を皮切りに、広島、名古屋、ロサンゼルス、東京、そして再び12月25日(火)の大阪・なんばグランド花月(NGK)で「THE FINAL」を迎える全6回。4月12日(金)に大阪・吉本興業本社で開かれた概要発表会見では、2人が「30周年のために仕立てた」という新衣装で登壇し、ツアーに向けた意気込みや気になる公演の内容を語りました。

出典: FANY マガジン

「30周年は自分が迎えてみるとあっという間」

「人間ドック、PET検査、ぜんぶ受けてきました。完璧な体になったんで頑張ります」

冒頭から白川がこう宣言すると、浜本も「僕、まだ行けてないんで……」とボケつつ、「本当によく30年やってこれたなと思いました。それをかみしめながら、楽しみながらやりたい」と意気込みます。

白川ももちろん同じ思いのようで、「ほかの人の30周年を見て“すごい長いことやってはるな”と思ってたけど、いざ自分が迎えてみるとあっという間。 だから、いまでも不思議な気持ちです」。合わせて、ともに歩んだ歴代のマネージャーに「その都度その都度、お世話になった」(浜本)と感謝も忘れません。

出典: FANY マガジン

30年の間には、いくつかターニングポイントとなる出来事があったと言います。ひとつは、2015年の『上方漫才大賞』受賞。結成15年目のころ、大阪に根を下ろして活動していくことを決意。そのためには「5年後に『上方漫才大賞』を獲ろう」と決め、実際に受賞することができました。

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2011年には『THE MANZAI』で決勝に進出し、「(ビート)たけしさんに “面白い”と言っていただいたのも嬉しかったですね」(浜本)。芸歴制限で『M-1グランプリ』に出場できなくなってからも単独ライブをやり続け、ネタづくりに奮闘したことが結果につながった形で、浜本は「あの年月は無駄じゃなかった。サボらんとやっててよかった。テレビに出てどうこうという芸人でもないのに、お客さんが来てくれたので続けられた」と振り返りました。

出典: FANY マガジン

ロス公演では“英語漫才”も!?

公演は、基本的に漫才のみで勝負。ただし、ツアーのラストを飾るNGK公演は、漫才以外も盛り込んだ内容になるそうです。東京公演の会場は浅草公会堂で、こちらも「何か派手な仕掛けを」とアイデアを練っている様子。

「これまで(の東京での単独公演)はいつも木馬亭という小さい寄席小屋でやってたんですけど、公会堂は結構大きい。せっかく浅草ですし東京ですから、ちょっと違うものを見せられたら」(浜本)

もうひとつの注目ポイントが、ロサンゼルス公演。結成20周年の2014年にも、ロスで単独公演を行っているテンダラー。30周年を前に、「久々にやりたいなあ」と2人で話していたところ、交流のある元阪神タイガース・藤川球児さんのエージェントと縁がつながり、実現に至ったそうです。白川は、「ロスにはたむらけんじさんがいてますので、宿泊費が浮く」と笑わせました。

出典: FANY マガジン

10年前はネタを英訳して“英語漫才”に挑戦しましたが、今回はロス在住の日本人に向けての公演になるため、ネタは日本語で披露する予定です。しかし、「せっかくなんで企画として10年ぶりに英語漫才もやろうかって」(浜本)とのことで、久しぶりに英会話教室に通っているそうです。

質疑応答で「30年続けてきて、漫才に対する考え方や姿勢に変化はあるか」と質問された2人は、「同じようにやってもウケが変わったりする。ほんまに難しい」「30年やっててもそうですからね」と回答。

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