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「家族が死亡→警察に連絡すると10万円取られる」はデマ?「神奈川だけはガチ」指摘の真相を県警に聞いた

女性自身

「家族が死亡→警察に連絡すると10万円取られる」はデマ?「神奈川だけはガチ」指摘の真相を県警に聞いた(C)女性自身

自宅で家族が亡くなった場合、警察に連絡すると事件性もないのに死因の調査や搬送、保管料で10万円も取られる……。このような内容がXに投稿されたところ、《悪質なデマ》《鵜呑みにしてはいけない》などと多くの批判に晒された。投稿は現在削除されている。

 

ところが、問題の投稿を巡り、《神奈川県警だけは話が別》《保管料の名目で賄賂をもらってた神奈川県警に当たった説》などの投稿が相次ぎ、神奈川県警で過去に発覚した”遺体の運搬を巡る収賄事件”を引き合いに、事実の可能性もあるとして話題になっている。

 

神奈川県警の収賄事件とは、’21年に知人の妻らが経営する葬儀会社を遺族に勧めた見返りに現金などを受け取ったとして、警部補らが逮捕された事件のこと。変死体を警察署などに搬送する際、全国で神奈川県警だけが公用車を使わず、慣例的に遺族が自ら葬儀会社に連絡し、数万~十数万円の搬送費用を負担していたという。

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当時の「毎日新聞」の報道によると、神奈川県では公用車の稼働率が低く、遺族負担の慣例化を招き、県警と葬儀会社の癒着構造を維持する役割を果たした可能性があると指摘されていた。こうした事態を受け、神奈川県警は公用車を追加で購入し、全54署に配備すると報じられていた。

 

そこで神奈川県警に、遺体の運搬費用の遺族負担について聞いた。まずは警察が遺体を運搬するケースについて、一課の刑事は次のように解説する。

 

「一般論としてですが、お亡くなりになった方がいる場合、119番で救急車を呼ぶなどして、亡くなった原因がわかればお医者さんに死亡診断書を書いてもらえます。その場合、警察が関与することはまずないです。

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