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みちお「M-1ラストイヤーの今年は歴代最高点を取ってみたい」上京から現在までを振り返る【トム・ブラウンインタビュー】

週刊実話WEB

トム・ブラウン (C)週刊実話Web

「M-1グランプリ2018」決勝で注目を浴びたことで全国区になり、いまやバラエティーに引っ張りだこのトム・ブラウン。柔道部の先輩・後輩だった2人がどのようにお笑い界のトップランナーにまで上り詰めたのか。知られざる素顔に迫る。

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――昨年の『M-1グランプリ2023』敗者復活戦で披露した「スナックのおじさんを注意するネタ」が、M-1公式ユーチューブチャンネルで289万回再生と、なんと優勝した令和ロマンの決勝ネタ(ファーストラウンド)の307万回に迫る驚異的再生数になっていますね(4月12日現在)。トム・ブラウンの〝狂気〟が皆さんに届いたんでしょうか?

みちお「狂気で作ってないですよ(笑)。ただ面白くて新しいネタをやりたくて。スナックのおじさんって面白いじゃないですか。でも、なんか腹立つなあとも思っていて。ちょうど〝殺し続けるネタ〟が頭の中にあったので、スナックのおじさんを殺し続けるネタをやってみたいと」

みちお (C)週刊実話Web

布川ひろき(以下、布川)「45日ごとに新ネタライブをやっていて、毎回5本ずつ新ネタを下ろしているんですけど、去年はロクなネタができなくて。それで3回終わって5月になってやべぇなと思っていたときにできたのが、このネタだったんです。最初は〝イケるか?〟ぐらいの印象だったんですけど、ライブでやったら反応がすごく良くて」

布川ひろき (C)週刊実話Web

ネタはクリープハイプ・尾崎世界観のおかげ?

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――リズムネタでもありますよね。

みちお「やっていて面白いからそうなっていった感じです。自分たちで選んでいるというよりも、できるものが少ないんですよ。去年も15本のネタを捨てて、なるべくしてそうなったというか…。刹那的にやっているうちに偶然たどり着いただけで。でも、ムチャクチャ覚えるのが大変なネタになりました(笑)」

布川「地方ライブのときに、どぶろっくの森慎太郎さんが『あれ、メチャクチャいいね』って言ってくれて。歌ネタのオーソリティーの言葉ですから自信になりました。芸能人で唯一飲みに誘えるクリープハイプの尾崎世界観さんの曲で、変わったテンポに変調する気になる曲があるんですが、尾崎さんに聞いたら『自分の感覚でこっちのほうがいいと思うからこうしているだけですよ』と。なるほどなーと思って。音楽のルールがまずあって、そうじゃないところが多分、その人たちの個性になっているんだと。だから、あのネタは尾崎さんのおかげです(笑)」

トム・ブラウン (C)週刊実話Web

――まずは、自分たちの面白いという感覚が大事なんですね。

布川「さらば青春の光のマネージャーさんが楽屋に来てくれて、ひと言『感動した』と。2009年のM-1で島田紳助さんが笑い飯さんにM-1史上最高の100点を付けたときに、『面白いっていうか感動したから100点付けた』とコメントされたのを思い出しました」

――ハネる瞬間は分かるものですか?

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