保護した野良猫は、1日中鳴いていた。動物病院で検査をして異常はなかったが、リモート会議中でもお構いなしにずっと鳴いている。泣き叫ぶ、子猫のその理由は？2月22日の猫の日に描いたかっく(@cak221)さんの「言葉の壁と猫」は、拾われた子猫の心理を描いており、同じように「気持ちがわかれば嬉しい」というコメントが届いている。
■愛猫と“本当に家族になっていく過程”が尊い
かっくさんが保護猫を飼い始めて、どんな心境の変化があったかを聞くと「心配になったり困らせられたりすることも多い反面、それ以上に大きい愛しさや嬉しさといったポジティブな気持ちを貰っていて、こればかりは猫と暮らさないとわからないことだったなと思っています」と率直な想いを吐露。
漫画を読んだユーザーから「尊さに感激した」と多くの声が届いたことについても、「うれしいです」とコメント。猫の言葉がわからないからこそ、人間が猫の気持ちを察してあげるという営みが発生すると説明するかっくさん。
「元気がなさそうなときは心配になるし、一生懸命に鳴いているときは何を訴えてるのか知りたいし…。言葉がわからないからこそ、表情をよく見てあげて、何を言いたいのかわかるようになるまで必至になる。そんな、“本当に家族になっていく過程”が尊いものなんだと考えています」
猫は自分の名前やご飯、ダメ！などの簡単な言葉をある程度理解できるといわれている。「もし、人が猫の言葉がわかったら？」「猫語の翻訳アプリが欲しい」という愛猫家の要望はSNSでもよく散見されるが、そんな願いを叶えてくれた本漫画に多くの「エモイ」「尊い」がといった反響が届いていた。
取材協力：かっく(@cak221)
