野球に関わる仕事と言えば、何を思い浮かべますか。
選手を指導するコーチをはじめ、体のケアをするトレーナー、試合内容を分析するアナリストなどその内容は多岐にわたります。
その中でも、英語やスペイン語などの外国語を駆使した通訳という仕事もとても大切な役割を担います。
スポーツ界の通訳には、明確な資格がない
近年ではロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳として活躍していた水原一平さんにも注目が集まる通訳。
記者会見で、インタビュアーの質問をただ日本語に通訳するだけではなく、いかに周囲に誤解を招くことなく選手の言葉を伝えるかも重要な技能と言えるでしょう。
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ただ、語学力があるだけでは務まらないのが通訳者です。
果たしてプロ野球チームの通訳者になるにはどうすればよいのでしょうか。
高校や大学卒業後すぐにチームの中に入ることは難しく、その前に実績が必要です。
例えば、青年海外協力隊員として野球指導に関わることや、その他スポーツチームでの通訳経験があることもよいでしょう。
2024年4月現在の日本には、「全国通訳案内士」という国家資格があります。
しかし、これは来日した外国人観光客を案内する場合が多く、スポーツに特化した資格ではありません。
2024年4月13日