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シリコンバレー帰りの資産3億円投資家が豪語「米株バブルはこれから。AI関連で10倍を狙える」。特に熱い4ジャンルとは?

日刊SPA!

米国の時価総額3位に躍り出たエヌビディアをはじめ、AI関連米国株の勢いが凄い。では、“爆騰モード”と化しているAI関連企業群のなかでもハイパフォーマンスを示し、「これから10倍」を叶える銘柄は何か。
その答えを得るべく意見を求めたのは、資産3億円の米国株投資家として知られるPAN氏だ。投資家としての実績だけでなく、元々はシリコンバレーの米テック大手で現地社員として6年間勤務し、その後日本法人のマーケティング責任者を勤めた人物である。

テック業界最先端で研鑽を積んだ人物なだけに、「このサービスが来る」という審美眼は確かなもの。新型コロナ禍でテレワークが広まる前にZOOMに注目し、「恐らく日本人で初めて大々的にZOOMを紹介した投資家」としても知られる。

そんなITと米国株に精通する男は、米国株の行方やAI関連銘柄をどう読むのか。注目すべきセクターや銘柄について徹底分析してもらった。(連続インタビュー1回目)

◆現在の米国株は「1995年」の状況に似ている

2024年現在の米国株の状況は、1995年とよく似ていると思います。当時はWindows95が登場し、一部の人だけが使っていたインターネットが一般にも広くいき渡り、関連するインターネット企業とサービスがどんどん誕生。ネット企業が次々に上場を果たし2001年には「ITバブル」となりました。

それと同様に、これから広まっていくのは生成AIです。生成AIを用いることでさまざまなクリエイティブが可能になっていきます。世の中を変えるサービスが生まれ広まり、関連するハイテク関連企業が上場していくと思います。

そして、1995年から2000年代初頭にかけてS&P500はバブルになっていったのですが、その際のPERは30倍強でした。現在のS&P500のPERは24倍です。つまり、まだ米国株はバブルではなく、“バブル前夜”です。利下げをしても今後5年くらいはハイテク関連の株価は期待が持てます。

私たちは今、バブルの入口に居るのだと思います。急激に株価が上昇するような局面は人生でそう何回もあるわけではありません。今、バブル前夜ならば乗るべきだと思います。

◆どんな技術が世の中に受け入れられるのか?

私が米国株投資を始めたのは10年以上前のこと。それ以前はは主にFXでの高金利通貨を取引していました。しかし、リーマン・ショックで高金利通貨も暴落。大きな損失を出しいったん退場しました。

その後、2013年にストックオプションや給料から30万ドルを貯め、そのお金を効率よく運用しようと思ったのが、株式投資を始めた理由です。当時はアメリカもゼロ金利政策でしたから、銀行に預けておいても増えませんでした。

そこで、注目したのが米国のハイテク株でした。私自身もシリコンバレーにある外資系ハイテクIT企業に勤めていたので馴染みがあったという理由もあります。自分でもITサービスに関わる内容について業務として取り組んでいましたし、実際にアメリカで使われているサービスもよくわかる。どんな技術がよくて世の中に受け入れられるかは肌感覚として掴んでいました。

◆Zoomの圧倒的な使いやすさに「これは来る」

当時は常時10~15銘柄を持っていて色々と取引をしていましたが、そんな時に見つけたのが、皆さんご存知のZoom Video Communications(ナスダック・ZM)です。Zoomはコロナ禍でオンラインミーティングが当たり前になり、一気に伸びましたが、私の場合は2010年代から注目していました。

それ以前もスカイプ、GoTo Meeting、Webexといったビデオ通話システムはありました。しかし、Zoomは当時からそれらに比べて圧倒的に使いやすかった。

スカイプなどはSNS的な要素もあり、いちいちアカウントを知らなければコンタクトできませんでしたよね。その点、ZoomはUIがよく、初めて使う人でもパッと通話ができ、その品質もいい。「いつか伸びる」と強く感じました。

◆AI関連で熱くなる「4つのジャンル」

こういった経緯もあり、現在もハイテク銘柄は特に注視しています。もちろん、これからエヌビディアが10倍になるシナリオは難しいでしょう。しかし、生成AIが牽引する現在の市場トレンドはまだまだ続くはずで、今後注目すべきAI関連銘柄はほかにもあります。

私が特に有望だと思っているのが、「サイバーセキュリティー」や「データセンター」、「メモリ」、「デジタルマーケティング」などを取り扱うソフトウェア関連企業群です。

現在は生成AIを作るための半導体需要が大きく、関連する株が伸びていますが、今度は生成AIが当たり前に普及してサービスが作られていくので、そこに対しての需要が伸びていくはずだと読んでいます。

1990年~2000年代のITバブルの時代は、Microsoft、インテル、デル、ヒューレット・パッカードなどが牽引し、ヤフーやアマゾン、イーベイなど堅実な企業が生き残りました。今回も同じように、「AI時代」で大きく成長し、いずれは巨大テック企業となる会社を狙っていきたいと思っています。(全3回/1回目)

<取材・構成/上野智(まてい社)>

―[資産[10倍]にする投資術]―



【個人投資家 PAN】
米ハイテク系外資に務めつつ、’13年から米国株投資を始め資産3億円に。SNSでも情報発信を行う。Xは@PAN_US_STOCK
 
   

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