サムスン電子は4月3日、フラッグシップスマートフォンの新モデル「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」を発表。国内ではNTTドコモとKDDIのキャリアモデル、直販サイトから販売するSIMフリーモデルを同日となる4月11日に発売します。オンデバイスAIとクラウドベースAIのハイブリッド型AI技術「Galaxy AI」の搭載として打ち出しているのが特徴。
基本スペックを強化し7世代のOSアップデートを提供
CPUにSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを搭載し、OSはAndroid 14。従来は4世代のOSアップデートを提供してきましたが、国内版のS24シリーズでは7世代のOSアップデートと7年間のセキュリティアップデートを提供することを発表しています。
Galaxy S24 Ultraは約6.8インチ、QHD（1440×3120）解像度でリフレッシュレート120HzのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。メモリーは12GBで、ストレージは256GB/512GB/1TB。バッテリー容量は5000mAh。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応。本体サイズは約162×79×8.6mm、重量は約233g。
特にS24 Ultraは前モデルと比べて2倍のサイズに大型化したベイパーチャンバーを搭載し、冷却性能を向上。長時間、快適にプレイできるゲーミングスマートフォンとしての特徴もアピールしています。
カメラは約1200万画素超広角、約2億画素広角、約5000万画素で光学5倍の望遠、約1000万画素で光学3倍の望遠の4眼構成で、インカメラは約1200万画素。
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Galaxy S24は約6.2インチ、FHD＋（1080×2340）解像度でリフレッシュレート120HzのDynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。メモリーは8GBで、ストレージは256GB/512GB。バッテリー容量は4000mAh。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵、おサイフケータイ、ワイヤレス充電に対応。本体サイズは約147×71×7.6mm、重量は約167g。
カメラは約1200万画素超広角、約5000万画素広角、約1000万画素で光学3倍の望遠の3眼構成で、インカメラは約1200万画素。
強力な望遠と生成AIで強化されたカメラ機能
S24 Ultraは最大100倍のズームに対応。1倍から100倍まですべての倍率でAIが補正を行い、ズーム撮影時のディテールを強化します。
シリーズ共通で生成AIによる編集機能を搭載。撮影後に角度を変えて写真を回転させた場合や、人物・オブジェクトを移動した場合に背景画像を自動で生成します。
撮影後の写真には、AIが最適な編集を提案する「AI編集サジェスト」の機能も利用できます。
Galaxy AIの各種機能が利用可能
Galaxy AIを利用した機能として、翻訳や通訳、チャットアシスト機能といったコミュニケーション関連の機能が利用可能。通話時にGalaxy AIが通訳として通話相手に音声応答する機能、チャットアプリでリアルタイムに自動翻訳する機能、友達相手やSNS投稿、ビジネスなどTPOに合わせて文面を自動変換する機能などを用意しています。
