田辺 保育士というと、ニュースで保育園や保育士が不足しているというのを見たりしますし、1人の先生が受け持つ仕事の量が想像以上にハードなんだろうなというのは原作を通じて多く感じました。今回はラブコメ作品ではありますが、キラキラかわいい先生というだけではなくて、保育士さんの大変な部分や日々の疲れなど、現実問題とリンクさせて演じられたらいいなと思います。
-本作は子どもたちが登場する作品になりますが、京本さんは座長として、どんな現場にしていきたいですか。
京本 一緒に撮影している子役の子たちはとてもかわいいので、空き時間に話をして心を開いてもらえたらいいなと思います。子どもがいる現場は和気あいあいとして楽しいですが、スタッフさんが大変なことも増えると思うので、“締めるところは締める”みたいなことができればいいなと思いますが、僕も一緒になって遊んでしまうタイプなので、そこが心配です(笑)。でも、子どもたちも喜んでもらえる差し入れを考えているので、みんなが退屈したり、疲れてきたときにケアできたらいいなと思います。
-最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
京本 僕は原作漫画を読んで、すごくファンになってしまったのですが、恋愛や人間関係の繊細な部分が丁寧に描かれていますし、クスッと笑えるところや2人の鈍感な掛け合いも見どころになっています。恋愛作品ですが、ラフな気持ちで見ていただいて、皆さんの毎週の楽しみや癒やしになってもらえたらなと思います。
田辺 私が原作を読んで心が浄化された気持ちを、そのままドラマ版で見ている方にお届けできたらいいなと思っています。コミカルな部分もありつつ、人と人との心が触れ合う瞬間のハートフルな部分も楽しんでいただきたいです。
ドラマは、4月2日23時~カンテレ・フジテレビ系で放送スタート(毎週火曜23時~23時30分放送)。