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小林亮太“ケイタ”「アイドルは続けなよ」…卒業を決めた山本望叶“実々花”にファンとしての想いを伝える<アイドル失格>

WEBザテレビジョン

山本望叶主演のドラマ「アイドル失格」(毎週土曜夜11:00-11:30、BS松竹東急/TVer・DMM TVにて配信)の第11話が3月23日に放送された。第11話では、アイドル卒業を決めた実々花(山本)が再びケイタ(小林亮太)のもとへ会いに行く様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■「アイドル失格」とは

NMB48・安部若菜によるデビュー小説『アイドル失格』(KADOKAWA)を実写ドラマ化した本作。“アイドル×オタク”の禁断の恋を描いており、人気アイドルでセンターを務める主人公・小野寺実々花がある出来事をきっかけに、熱心なオタク・吉野ケイタと交流を重ねていく。

本作で実々花が所属するアイドルグループ「テトラ」のメンバーには、原作者の安部と同じNMB48のメンバー4人が抜擢。不動のセンター・小野寺実々花役にはNMB48の次世代ビジュアルエースと名高い山本望叶がドラマ初主演を果たす。そして実々花のライバル・一ノ瀬萌役を川上千尋が、ムードメーカーの空野あかり役を上西怜が、リーダーの川嶋サヤ役を泉綾乃がそれぞれ担当。また、実々花に“ガチ恋”するオタク・吉野ケイタ役は、舞台やドラマ、映画など多方面で活躍する俳優・小林亮太が演じる。

その他にも、ケイタの幼馴染・山田咲良役の美山加恋、ケイタのバイト先の店長・笹山健志役の本田博太郎、実々花と共演する人気イケメン俳優・立花廉役の内藤秀一郎に加え、塚本高史、カミヤサキ、池田努、みやなおこ、渋江譲二、青柳尊哉、大津尋葵、宮下修司、菊田万琴、しずる(KAZMA・村上純)、三浦マイルド、石橋遼大(四千頭身)といった豪華な顔ぶれが勢揃い。2023年12月にNMB48を卒業した渋谷凪咲も、ゲストキャストとして出演する。

■“ファンとの繋がり”をリークされ、卒業を決意する実々花

第10話で、ファンとのつながりがバレた実々花。そのリークはケイタの幼馴染・咲良(美山加恋)によるものだった。テトラのメンバーとマネージャーで話し合いが行われる中、実々花は「私は今のテトラにふさわしくない」とアイドル卒業を決意する。

一方、公式の発表で卒業を聞いたケイタは実々花に連絡を取るが、返事はない。そんな時、友人のネギ(大津尋葵)から内定をもらったことを聞き、ケイタ自身も現実を見つめ始める…。

その後、母親の早苗(みやなおこ)に卒業を伝えた実々花。早苗は“普通の学生生活を送ってほしかった”と伝える一方で、「アイドルしている娘の姿が、本当に誇らしかったよ」「よく頑張ったね」と話す。そして早苗から「後悔はないの?」と尋ねられた実々花は、涙を流しながら少し考えて「うん」と頷くのだった。

その頃、ケイタが帰宅すると、玄関前には咲良の姿が。咲良は“リークしたのは自分だ”と直接謝罪するが、ケイタは「咲良が謝ることじゃない」「そもそも自分が悪い」と淡々と答えた。

それに対して、「怒ってよ!」「私はケイタが何を失うかよりも、自分が何を得るかを重視したの」と告げる咲良。そして「私はケイタが好き」と告白するのだが、ケイタは「ごめん」と申し訳なさそうに謝る。そんなケイタに、咲良は「実々花ちゃんのこと、助けてあげて」と優しく伝えるのだった――。

■嘘をついてまで実々花にアイドルを続けさせようとするケイタ…

翌日、ケイタが働く熱帯魚店に実々花がやってくる。実々花はケイタにアイドルを辞めることを直接伝えに来たのだった。そして2人で話すことになったケイタは、実々花に対し「せっかくアイドルと近付けたと思ったのになぁ」「もし実々花と付き合えたら、見返せると思ったんだよね」「普通の女の子に戻るんでしょ、じゃあもういいや」と、思ってもいないことを言って無理やり笑顔を作る。そんなケイタに対し、実々花も「良かった。勘違いされて、ストーカーにでもなられたらどうしようかと思ってたんだ」と答えた。

そしてケイタは「もしまたアイドル続けたとしても、二度と近づかない」と実々花に決意を伝え、「だからさ、アイドルは続けなよ」「実々花はアイドルでいなきゃだめだ」と説得。“理想やプライドを気にせずに、今度は実々花のやりたいようにアイドルをやってほしい”と、ファンとしての想いを語った。

そんなケイタの言葉を聞いて、思わず涙を流す実々花。「私は…」と自分の想いを打ち明けようとしたところで、同話は幕を閉じるのだった――。

次回が最終話となる第12話では、卒業ライブでこれまでの活動を振り返りながらパフォーマンスを行う実々花たちの様子が描かれる。また次回予告映像では、実々花の卒業ライブを観客席から見守るケイタの姿が…。第12話は3月30日(土)の夜11時から放送予定となっている。

■これまでのあらすじ

アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。

その後、「テトラ」のチェキ会で実々花と初めて話すことになったケイタだが、どういうわけか彼女に「死なないでね」と告げる。その一言が胸に刺さり、ケイタの存在が気になった実々花は、ファンとアイドルの垣根を超え、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップへと向かうのだった…。

ケイタとの距離を縮める中、実々花自身も自分の存在意義を見出したりと、その存在は実々花の中で確実に大きくなっていき、2人は水族館デートををするなど距離を縮めていく。

しかしそんなファンとの“繋がり”がメンバーのサヤにばれ、芸能活動を頑張りたい実々花はケイタとの関係を断ち切る。テトラの一員として頑張ることを決めた実々花だったが、そんな矢先、事務所に“実々花がファンと繋がっている”というタレコミが送られてくる。テトラのメンバーにも迷惑をかける形になってしまい、責任を感じた実々花は“卒業”を決めて――。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記


 
   

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