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<チェリまほ>“ハッピーエンドの途中”なフィナーレに反響続々! 特別編集版の劇場公開決定に「また2人に会えるのが楽しみ」の声

WEBザテレビジョン

TVアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(毎週水曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ABEMA・Leminoほかで配信)の第12話が3月27日に放送された。ついに迎えた最終回。黒沢と結ばれたことで魔法の力を失った安達の決意とは? 幸せすぎるラストに視聴者からは感動の声が続出。2024年内にアニメの特別編集版が公開されることも決定し、SNSはお祝いのコメントで溢れた。(以下、ネタバレを含みます)

■「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」とは

童貞のまま30歳を迎えたことで“触れた人の心が読める魔法”を使えるようになった主人公・安達清と、イケメンで仕事ができる同期・黒沢優一が繰り広げるラブコメディ。原作は「ガンガンpixiv」(スクウェア・エニックス)で連載されている豊田悠による同名漫画で、通称“チェリまほ”として知られている。2020年に赤楚衛二と町田啓太で実写ドラマ化、翌々年には劇場版も公開されたことで人気に火がつき、シリーズ累計発行部数280万部を突破した。海外翻訳版も出版されており、タイでもドラマ化されるなど、国内外で愛されている作品だ。

そんな「チェリまほ」がついにTVアニメ化。奥田佳子監督のもと、サテライトがアニメーション制作を手がけ、キャラクターデザインを「ハイキュー!!」シリーズの岸田隆宏が担当。安達役を「クールドジ男子」や「地獄楽」などでも主役を務める小林千晃、黒沢役を「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」や「Dr.STONE」でも活躍中の鈴木崚汰が務める。

■魔法が使えなくなった安達。黒沢の涙のワケとは?

出張先の長崎まで来てくれた黒沢に、自分の思いを口にして伝えた安達。言葉だけでは足りず、自らキスした安達はそのまま黒沢と結ばれた。一夜明け、安達は心の声が聞こえなくなっていることに気づく。

動揺する安達に、自分たちを結びつけてくれた魔法に感謝しつつも、「最初に俺の心に触れてくれたのは魔法の力なんかじゃなくて、安達自身の言葉だった」と言葉をかける黒沢。落ち込んでいる時に黒沢は安達の言葉に救われた。魔法なんてなくても、安達には黒沢を幸せにする力がある。

その瞬間、安達は魔法が使えなくなった理由に気づいた。相手の心が読めずとも、気持ちを言葉にして伝え、それでも伝えきれない気持ちはお互いに触れて確かめ合っていけばいい。

「魔法なんかなくても黒沢となら大丈夫だって思ったからだ」

そんな安達の言葉が嬉しくて、黒沢は涙ぐむ。これまで黒沢は完璧であろうとしてきた。「顔だけ」と周りに言われないように内面を磨き、仕事でも努力してきた。けれど、本当の黒沢は誰かを好きになったら嫉妬や妄想で余裕なんてなくなってしまう。そんな自分を安達が受け入れて、好きになってくれたから、黒沢は完璧じゃない自分も悪くないと思えた。

「今、俺が何考えてるか分かる?」という黒沢の問いかけに、安達は両手を広げる。魔法がなくとも、安達には黒沢が自分を抱きしめたがっていることが伝わってきた。心の声が聞こえない分、より強く感じられる黒沢の体温と匂いに包まれる安達。2人は安達が出張から帰ってきたら、転勤について話そうと約束して別れる。

■“くろあだ”が遠距離恋愛に苦悩する

あまりに幸せで一瞬決心が鈍りそうになったが、安達は転勤の話を受けることに決めた。新しい店舗をゼロから作れることに、心がワクワクしたからだ。それは以前の安達なら考えられなかったこと。黒沢が自分を好きになってくれたから、自分のいいところを認めてくれたから、安達は前向きになれたのだ。安達の決心を聞いた黒沢はいつものように「大丈夫だよ、安達なら」と励ましてくれた。

後日、安達は荷造りを手伝ってくれた柘植(CV:古川慎)に背中を押してくれたことへの感謝を伝える。魔法が使えなくなったことも言うべきかどうかを迷っていると、柘植が安達の肩についたゴミを取る拍子に伝わってしまう。柘植は深くは言及せず、「良かったな」と言ってくれた。ただ、「俺もこの先……」と想像した柘植は一人で悶絶するのだった。

みんなに見送られ、長崎へと旅立った安達。最初の1ヶ月は想像以上に忙しく、あっという間に過ぎ去った。次から次へとトラブルが起き、その度に同僚に助けられる日々の中、安達は本当に自分がリーダーでいいのかと自信を失っていく。

一方その頃、黒沢は夏風邪を引いていた。そんな中で上司たちが、安達が苦戦していると話しているのを聞き、心配が募る。かたや体調を崩した黒沢に何もしてあげられないことにもどかしさを抱く安達。黒沢となら離れていても大丈夫。確かに、そう思った。けれど、実際に離れたら、やっぱり寂しさや不安は襲ってくる。

きっと同じ思いでいる黒沢のために、何ができるのか。自問自答した末に安達はある決心をする。

■“ハッピーエンドの途中”なフィナーレに! 特別編集版も2024年公開

ある日、安達は半休を取り、弾丸で東京に戻る。黒沢に伝えたいことがあった。空港に降り立ち、急いで黒沢のもとに向かう安達。すると、その途中で黒沢に遭遇する。黒沢も安達に会うために、長崎に行こうとしていたのだ。

運命としか思えない再会の後、2人は公園に。そこで安達は、自分の思いを打ち明ける。離れてみて、より黒沢とずっと一緒にいたいという思いが強まった。そのための一歩として、「東京に帰ってきたら一緒に住もう」と黒沢に提案する安達。

不意打ちをくらい、膝から崩れ落ちた黒沢のおでこに安達がキスをする。いつの間に、安達はこんなに愛を素直に伝えられるようになったのだろう。恋のパワーはすごい。この先もずっと一緒に。黒沢が安達に伝えたいことも同じだった。その誓いとして、黒沢は安達にペアリングを贈る。人目もはばからず、2人は互いに触れ、気持ちを確かめ合った。

それから月日が流れ、東京に戻った安達は黒沢と暮らし始める。表札には、安達と黒沢の両方の苗字が。2人の指にはペアリングが輝き、それに気づいた藤崎(CV:小清水亜美)の「くろあだが尊すぎて息ができない〜!」という心の叫びが視聴者の気持ちを代弁する。

そして、そんな藤崎や後輩の六角(CV:白井悠介)、上司の朝比奈(CV:安元洋貴)、黒沢の姉・茉莉(CV:大地葉)、柘植や湊(CV:佐藤元)など、これまで自分たちを見守ってくれたみんなを招待し、安達と黒沢は結婚式を挙げた。安達と黒沢が歌うEDソング「マジカルラブ」が流れ、物語は2人の「おかえり」「ただいま」の声で締めくくられる。まさに“ハッピーエンドの途中”なフィナーレに、「くろあだおめでとーー!!!」「結婚式参列したすぎるううう!!!」「なんと幸せなハッピーエンディング」「ありがとう以外言葉が浮かばない。豊田先生やアニメスタッフ様にひたすら感謝です」という感動の声が続出。

また、アニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の特別編集版の制作が決定。2024年に劇場公開されることも発表され、「特別編集版劇場公開おめでとうございます!」「劇場でまた2人に会えるのが楽しみ」「絶対観に行きます!!!」「よし!頑張って生きようみんな!!」という声が上がった。

◆文=苫とり子

 
   

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