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【NBA】八村塁がキャリアハイ7本の3ポイント成功!チーム最多32得点&10リバウンドの大活躍で5連勝の立役者に<DUNKSHOOT>

THE DIGEST

【NBA】八村塁がキャリアハイ7本の3ポイント成功!チーム最多32得点&10リバウンドの大活躍で5連勝の立役者に<DUNKSHOOT>(C)THE DIGEST
 八村塁が3ポイントの雨を降らせた。

 現地時間3月27日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズと対戦し、136-124で勝利。先発出場を果たした八村はキャリアハイとなる7本の3ポイントを含む32得点、10リバウンド、1アシスト、2ブロックの大活躍を見せた。なお、グリズリーズの渡邊雄太は個人的理由で欠場し、日本人対決は実現しなかった。

 前日にダブルオーバータイムの激闘を制し、4連勝を飾ったレイカーズは、レブロン・ジェームズが復帰した代わりにアンソニー・デイビスが欠場。ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、八村とレブロンに加えて、ジャクソン・ヘイズの先発で臨んだ。

 試合は序盤から点の取り合いとなり、第1クォーターを終えて37-36、第2クォーターは32-25とレイカーズが上回り、8点差で折り返す。

 そのなかで八村は前半ゲームハイの16得点と絶好調。第1クォーターから2本のジャンプシュートとフリースローで6得点を稼ぐと、逆転を許した第2クォーターは途中出場で存在感を放つ。残り7分35秒にレブロンのパスからジャンパーを決めると、次の攻撃では再びレブロンのアシストから豪快なスラムダンクを炸裂。さらにその直後、今度は3ポイントを沈めて66秒間で7点を連取してみせた。
  八村は前半終盤にも2本目のコーナースリーを決めて、フィールドゴール8本中6本成功(3ポイント2/3)。

 迎えた後半も勢いは止まらない。開始34秒にこの日3本目の3ポイントを決めると、その30秒後には4本目、第3クォーター残り5分にはジャブステップから5本目を沈めて前半から5本連続成功。一度ベンチへ下がって再登場した第4クォーターも開始24秒に6本目、そして残り9分13秒には左サイドから自己最多を更新する7本目を成功させて得点も今季2度目の30点台に乗せた。

 試合は第3クォーターに八村、ラッセルらの長距離砲で最大27点差をつけたレイカーズが、グリズリーズの反撃を跳ね返して快勝。連勝を今季最長の5に伸ばして、41勝32敗でウエスタン・カンファレンス8位のサクラメント・キングス(42勝30敗)に1.5ゲーム差まで迫った。

 八村は35分37秒間の出場でチームトップの32得点。第2クォーターから7本連続で3ポイントを決め、試合を通じて成功率87.5%(7/8)、2ポイントも効率的に沈めてフィールドゴール成功率78.6%(11/14)をマークした。守備でも欠場したデイビスに代わって10リバウンドを奪い、2試合連続ダブルダブルに2ブロックと多彩な働きで勝利に導いた。

 なお、八村のダブルダブルはキャリア10回目だが、2試合連続は初。得点で30点を超えながらリバウンドも10本以上の「30-10」もキャリア初と、初物づくしとなった。

 レイカーズはそのほか、レブロンがキャリア111回目のトリプルダブル(23得点、14リバウンド、12アシスト)、ラッセルが23得点、ヘイズが14得点、7リバウンド、リーブスが13得点、11アシスト、控えのトーリアン・プリンスが15得点、スペンサー・ディンウィディーが14得点、7リバウンドを記録。チーム全体で18本の3ポイントを成功させた(試投33本/成功率54.5%)。

 ウエスト9位のレイカーズは、アウェー6連戦の3戦目となる次戦、29日(日本時間30日)にインディアナ・ペイサーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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