「とほかみえみための効果がすごい」と聞いたことはありませんか?
「とほかみえみため」とは、人生を好転させるような効果をもたらす祝詞(のりと)です。
この記事では、とほかみえみための意味と由来、期待できる効果、唱え方のポイントを紹介します。
■「とほかみえみため」とは? 意味と由来
「とほかみえみため」は、初めて目にすると何とも不思議な響きの言葉ですよね。
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これは「吐普加身依身多女(とほかみえみため)」と神様を拝むときに用いられる唱え言葉=祝詞(のりと)であり、古くは占いに用いられていたとも考えられています。
とおかみ‐えみため〔とほかみゑみため〕
1 亀甲きっこうの裏に刻んだ線。「と・ほ・かみ・ゑみ・ため」の五つの線を焼いて占う。表にあらわれたひび割れの形で吉凶を判断する。 2 禊教みそぎきょうなど一部の神道教派が祈祷きとうのときに唱える語。
(出典:『デジタル大辞泉』)
とおかみえみため 【吐普加身依身多女】
吐普加美依身外米とも書く。陰陽道などで用いる呪言であり、亀卜の時、亀甲の上にト・ホ・カミ・エミ・タメの五部分の亀裂が入るよう祈る。また、裏につける呪いの線(町形)ともいう。五行に配したり、東西・南北・天地・陰陽・男女に配したりするようにもなった。神道の一派では禊の時の呪文にする。
(出典:『世界宗教用語大事典』)
前半の「とほかみ」について、由来は諸説あります。
1つ目は、遠津御祖神(とおつみおやのかみ)に由来するもの。この遠津御祖神とは、自分を含めた全てのご先祖様のことです。
2つ目は、遠神(とおかみ)=遠くにいる神様・ご先祖様を意味するもの。
そして3つ目は、十神(とおかみ)=十の神様を意味するもの。