日本メーカーとして唯一フォーミュラEに参戦する日産は、初の母国戦となる東京E-Prixに向けて日本ならではのおもてなしを実施。シリーズに参戦する全11チームをイメージして制作された特注の着物が、日産だけでなく他10チームに送られる。
着物のデザインを手掛けたのは、ロンドンファッションウィークなどで活躍するファッションデザイナーであり、アパレルブランドJU-NNAの創設者である中村淳。今回の企画で「日本のホスピタリティを表現することを目指し、チームカラーやクルマから着想を得た着物をデザインしました」と中村はリリースで綴り、着物が日本の職人たちと一点一点すべて手作業で制作されたことも明かされた。
また、日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ・ヴォルペは、着物とともにライバルを歓迎しつつ、3月30日に予定されている東京E-Prix決勝では「しっかり勝利を手にしたい」と次のように意気込んだ。
「中村氏のような優れたファッションデザイナーとのコラボレーションが実現したことを嬉しく思う」
「初のホームレースはチームにとって非常に重要な一戦。ライバルチームを歓迎しつつ、レースではしっかり勝利を手にしたいと思う」
なお、今回制作された着物は、東京E-Prixのレース当日に会場で展示される予定だ。
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