結婚した2人は1996年に、仙台市に移住。以降、篠が表舞台に出てくることはほとんどなくなっていた。久々に彼女が発表したコメントが、夫の早すぎる死を伝えるものになってしまうとは…。篠は所属事務所を通じて、こんな心情を綴っている。
「自由気ままに生きた人生でした。人が好きで、きっと皆様に会いたかったはずですが、強がりを言って誰にも会わずに逝ってしまった主人のわがままをどうかお許しください」
弱みを見せるのは愛する女房だけでいいんだよ。それが伊集院氏の「大人の流儀」だったのかもしれない。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。