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スコッティ・シェフラーが“圧勝”に貢献した新パターを語る

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スコッティ・シェフラーが“圧勝”に貢献した新パターを語る(C)GDO

昨年、スコッティ・シェフラーは長く愛用するパターを使って「ザ・プレーヤーズ選手権」で勝利した。それまでシェフラーは使い慣れたスコッティキャメロン「タイムレス ツアータイプGSSパター」でPGAツアー5勝を挙げており、TPCソーグラスでその数を6に伸ばしたのである。

しかし、そんなパターとの関係は夏場を通してギクシャクしたものとなり、やがて毎週のように異なるモデルやブランドのパターをテストしたり、実戦投入したりし始めた。ただ、どれも長続きはしなかった。

シェフラーは6勝を挙げたブレードパターと袂(たもと)を分かち、メンフィスでの「フェデックス セントジュード選手権」で、テーラーメイド「スパイダー ツアーX」“SSプロト”マレットパターを実戦デビューさせた。このSSプロトにはスパイダーパターに関する全ての特徴が盛り込まれており、形状はデュアルウィングマレット型で、クラウンには白いトゥルーパスのサイトラインが搭載されていた。

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とはいえ、このパターと一般販売されているスパイダーパターには相違点がある。プロトタイプにはカスタムミルドのフェースインサートが搭載され、ブレードのパフォーマンスに寄せるため、前方に重量を配分したソール設計に。見た目とヘッドのサイズはスパイダー ツアーパターながら、シェフラーの好みに合わせた前方重量配分設計となっている。

このパターがバッグに留まったのはわずか数週のことで、「ツアー選手権」で再びブレード型に戻したのだが、それでもテーラーメイドのチームは緊密だった。恐らく、当人たちが当時認識していたよりも緊密だったと思われる。

ここで時計の針を一気に先週の「アーノルド・パーマー招待」まで進めることにしよう。シェフラーは、メンフィスでデビューさせたSSプロトと見た目がそっくりのテーラーメイド スパイダー ツアーXマレットを使用し、これがハマった。日曜にストローク・ゲインド・パッティングでトップに立ち、5打差で大会を制覇したのである。

この新しいスパイダー ツアーXマレットには、以前のSSプロトと比べると、2つの大きな違いがある。新パターには、カスタムミルドのフェースインサートではなく、テーラーメイドのピュアロールフェースインサートが装着され、ソールのデュアルウエートは後方に取り付けられている。

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