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つくば市小田のまぼろしの寺院の遺物「三村山不殺生界碑」が市有形文化財に

つくばナウ

つくば市は、市内に残る貴重な歴史遺産の一つである「三村山不殺生界碑」(みむらさんふせっしょかいひ)を市有形文化財に指定しました。この碑は、かつて小田に存在した大寺院「三村山極楽寺」の遺物であり、その歴史的な価値が高く評価されています。

基本情報

三村山不殺生会婢(写真:つくば市プレスリリースより)
  • 名称・員数: 三村山不殺生界碑・1基
  • 種別: 工芸品
  • 所在地: 小田3128番
  • 所有者: 個人

三村山不殺生界碑の概要

「三村山不殺生界碑」は、高さ1.5メートル、幅1.3メートル、厚さ0.13メートルの黒雲母片岩でできた碑石です。建長五年(1253年)に製作され、鎌倉時代中期の貴重な石造物とされています。かつては宝篋山の麓に鎮座していましたが、現在は小田集落に所在しています。

碑文には「建長五年 癸丑/三村山/不殺生界/九月十一日」と刻まれています。三村山極楽寺の高僧である忍性が寺域整備の一環として建立したようです。

現在は風雨による劣化が進んでおり、保存の必要性が高まっています。市はこれを機に、歴史と宗教の面から重要な「三村山不殺生界碑」を後世に伝えるため、市有形文化財として指定しました。

指定の理由

今回つくば市によって市有形文化財に指定された主な3つ理由として、以下の点が挙げられています。

  • 三村山極楽寺関連の石造物で、市内で最も古い歴史を物語るものである。
  • 忍性によって整備された不殺生界を示す歴史的かつ宗教的な価値が高い。
  • つくば市の歴史遺産の保存と後世への伝承に貢献する。

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市有形文化財として指定された「三村山不殺生界碑」は、市の歴史への敬意と保護の一環として、今後も市民に公開される予定です。

 
   

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