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茂野吾郎、佐藤寿也、逢坂猛史……メジャーへ渡った野球漫画の人気キャラ、推定年俸は? 実在選手から考察

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■佐藤寿也(MAJOR)推定年俸:34億円

  主人公ではないので主題から逸れるが、同じく『MAJOR』のキャラクターで吾郎の親友/ライバルだった、佐藤寿也も相当な高年俸だったごとが予想される。

  寿也は攻守両面に優れたキャッチャーで、最終的にはMLBで首位打者を争うほどの活躍をしている。歴史の長いMLBでも守備負担の重いキャッチャーが打撃のタイトルホルダーになることは珍しい。時代、選手のタイプからして近いのは、ジョー・マウアー氏だろう。

  地元出身でミネソタ・ツインズ一筋にプレーしたマウアー氏の全盛期は3度の首位打者にMVPも獲得したレギュラー定着の2005年から2013年ごろまでで、『MAJOR』のMLB編と年代も重なる。マウアー氏は全盛期だった2010年オフに8年総額1億8400万ドル(年俸換算で約34億円)の契約を結んでおり、寿也も同等レベルの契約を結んでいてもおかしくない。

■逢坂猛史(フォーシーム)推定年俸:1億6000万円

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  もうひとつ、『フォーシーム』の主人公、逢坂猛史を挙げておこう。逢坂は36歳でMLBに挑戦し、全く期待されていなかったにもかかわらずクローザーとして大活躍する。その経歴は、同じく36歳でMLBに挑戦し、全く期待されずマイナー契約しか結べなかった斎藤隆氏と重なる。

  全く期待されておらず、開幕はマイナースタートだった斎藤氏だが、シーズン序盤にMLB昇格を果たすとクローザーとして大活躍し、MLB2年目の2007年にはオールスターゲーム出場も果たしている。

  『フォーシーム』の連載開始が2013年、斎藤氏がMLBで活躍したのが2006年~2012年なので年代も近い。

 斎藤氏は2007年オフに年俸200万ドル+出来高20万ドル(年俸換算で約1億6000万円)の契約を当時所属していたロサンゼルス・ドジャースと結んでいる。リリーフ投手は年俸が安めだが、それでもNPBの平均年俸を大きく上回る。

  『フォーシーム』劇中では非常識で理不尽なインセンティブ契約を結んでいた逢坂だが、リアルならば同程度の契約に落ち着いていたと思われる。

  野球とカネの関係であれば、長期連載作品の『グラゼニ』がある。こちらも企画とぴったりの内容なので、最後に名前だけ挙げておこう。

(文=ニコ・トスカーニ)

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