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ラフランスの食べ頃のサインは?完熟の見極め方とおすすめスイーツレシピ

教えて!gooウォッチ

秋から冬にかけて旬を迎える「ラフランス」。豊かな香りや甘みが特徴で、スーパーや青果店に並ぶのを楽しみにしている人もいるだろう。しかし、見た目や触感で食べ頃を見極めるのが難しいという意見も。「教えて!goo」にも「ラフランスの食べ頃を見極めるのが難しいです」と投稿が寄せられ、共感するユーザーの声が集まっている。そこで今回は、栄養教諭の「はーたん」さんに、ラフランスの食べ頃の見極め方と、香りが楽しめるおすすめのスイーツレシピを聞いた。

■食べ頃の見極め方が難しい?

ラフランスは、見た目や触感で食べ頃を見極めにくいと感じている人が多いようだ。ベストなタイミングを聞いてみた。

「ラフランスは買ってすぐ食べるより、追熟し完熟を待つことがおいしく食べるポイントです。完熟までは、15~20℃くらいの室温で保管します。室内でも温度差がありますので、追熟を待っている間は様子を確認しましょう。軸の周りが柔らかくなる、軸の周りにしわがよる、軸がしおれる、軸と反対のお尻の部分が茶色に変色している、そして甘い香りがしているといったことが、食べ頃の目安になります」(はーたんさん)

どの程度の柔らかさがちょうどよいだろうか。

「完熟の柔らかさの目安は、軸の周りの盛り上がった部分を少し押して、耳たぶくらいの柔らかさになった状態です。少し押して潰れたり崩れたりするくらい柔らかいときは熟しすぎていますので、悪臭がないか気をつけましょう。食べ頃を見逃さないよう、軸の周りをよく見ておくとよいでしょう」(はーたんさん)

悪臭がする場合は、中まで腐敗している可能性があるので気を付けたい。追熟している間は、こまめに観察する必要がありそうだ。

■ラフランスの食べ方はリンゴと同じ?

ラフランスは特徴的な形なので、むき方に迷う人もいるかもしれない。上手な皮のむき方を聞いた。

「難しいように感じますが、リンゴをむく要領とほぼ同じでよいでしょう。縦4等分に切り(大きい場合は8等分)、芯の部分を切り落とし皮をむきます。ただ完熟したラフランスは果肉が柔らかく、潰れてしまうこともあります。そんなときは、半分に切って、スプーンで芯の部分をくりぬいてから、果肉をすくって食べることもできます」(はーたんさん)

キウィやメロンのようにスプーンを使って食べるのも、柔らかい果肉だからこそできる楽しみ方だ。

■ラフランスで簡単パウンドケーキ

そのままでももちろんおいしいが、ラフランスのスイーツも見逃せない。簡単にできるケーキのレシピを教えてもらった。

「材料は、ラフランス(2個)、ホットケーキミックス(200g)、卵(2個)、牛乳(100cc)、砂糖(大さじ1.5)、サラダ油(30cc)、お好みでシナモンパウダー、ブランデーです」(はーたんさん)

つづいて作り方だ。

「まずラフランスを縦半分に切り、半分はくし切りにします。残りの半分は細かく切りましょう。オーブンを180℃に予熱しておきます。ボウルにホットケーキミックス、卵、牛乳、砂糖、サラダ油を入れてよく混ぜてください。最後に細かく切ったほうのラフランスも入れましょう。クッキングシートを敷いた型に流し入れ、くし切りにしたほうのラフランスを飾りで乗せます。予熱したオーブンで30~40分焼き、竹串を刺して生地がつかなければ完成です」(はーたんさん)

シナモンパウダー、ブランデーは好みで生地に混ぜ込もう。焼いている間の香りを想像しただけで、おなかが空いてしまう……。

ラフランスは日本のナシに比べると親しみがない人もいるかもしれないが、なめらかな舌ざわりと上品な香りで“果物の女王”ともいわれている。今年はご家庭でラフランスの完熟を待ちながら、そのおいしさを楽しんでみてはいかがだろうか。


●専門家プロフィール:はーたん
栄養教諭、管理栄養士、調理師。子供たちが心身ともに健康的に過ごすためのサポートを目指し、栄養諭として小学校で食育や給食管理を行う。SNSでは栄養教諭として働く人や目指している人をサポートするために、Instagramにて給食管理や食育指導を中心に情報を発信中。
画像提供:AdobeStock

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

 
   

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