しかし、民放各局について取材すると、TBS以外でも収録中の事故が頻発していることがわかった。
「番組収録中にタレントがケガをするという事案がたびたび発生しており、今年8月には、フジテレビのコムドットの冠番組で、メンバーのゆうたさん(24)が収録中にバランスを崩して転倒し、腰椎棘間靱帯を損傷。昨年8月にも武田真治さん(50)が同局のバラエティー番組『新しいカギ』の収録で右足のかかとを骨折しています。
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こうした事故はドラマの現場でも起きていて、22年6月には、SixTONESの森本慎太郎さん(26)が、ドラマ『ナンバMG5』の撮影中に鼻骨を骨折。フジテレビでは、21年からの2年間で3件の事故が起きているのです」(テレビ局関係者)
日本テレビでも同じような事案が。
「昨年2月にモデルのゆうちゃみさん(22)が、バラエティー特番のロケ中に転倒し、左下腿(かたい)骨を骨折。入院し手術を受けるほどの事態となりました。21年3月にはお笑いコンビ・ライセンスの藤原一裕さん(46)が『ガキの使いやあらへんで!』のロケ中に骨折しました」(前出・テレビ局関係者)
21年からの2年間で、日本テレビの番組収録中に2件の事故が起きていたということになるが、テレビ朝日でも同じく2件の事故が発生していた。
「22年8月、お笑いトリオ・ジェラードンのアタック西本さん(36)が『アメトーーク!』の収録中に鎖骨を骨折し全治3ヵ月。卓球の吉村真晴選手(30)も21年11月、テレビ朝日のバラエテイ番組収録中に肋骨を骨折し、全治6週間のけがを負いました」(前出・芸能関係者)
TBSの事故件数が突出して多いわけではないものの、収録中に事故がたびたび起きているのも事実。タレントが安心して出演できる現場を作ってほしい。