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【@JAM EXPO 2023】Day1ライブレポ-Peel the Appleが“最高”のメインステージで躍動!

asagei MUSE

 客席では、#ババババンビと同じ事務所の#2i2(ニーニ)も全力のダンスで、先輩のステージを盛り上げていた。広いステージでの堂々としたパフォーマンスに、ファンも振りコピで盛り上がり、楽しいステージとなった。

 ちなみに#ババババンビは8月28日に、メジャーデビューシングル「ゲイシャフジヤマ」のヒットを祈願した富士山登頂に成功。@JAM EXPOの直後にもかかわらず日本の頂点に達した彼女たち5人は、日本武道館公演という高みにも全力で登り続けるに違いないだろう。

#ババババンビ

【アップアップガールズ(仮)】

 ブルーベリーステージに登場したのは、アグレッシブなパフォーマンスで魅せる6人組グループの「アップアップガールズ(仮)」。メンバーチェンジしながら活動13年目を迎え、アイドル戦国時代のすべてを体感してきたグループだ。この日は唯一のオリジナルメンバーである関根梓が、体調不良による芸能活動自粛中のために欠場。若いメンバーだけでのパフォーマンスにも注目が集まった。

 1曲目の「UPPER ROCK」が始まった瞬間に会場の熱が一気に上がり、オーディエンスはジャンプや拍手、声出しで盛り上がる。MCでは「ブルーベリーステージに集まった皆さん、アップアップガールズ(仮)と一緒に楽しんでいきましょう!」と会場を煽り、ブチアゲチューンの「アッパーレー」を披露。メンバーの渾身のパフォーマンスと観客の声援が一体化し、コールにも力が入る。

アップアップガールズ(仮)

 上昇し続ける会場の温度をさらに高めるように、3曲目には「ジャンパー!」を投下。高揚感あふれるサウンドに加えて「飛べ!」の歌詞で会場全体がジャンプするなど、強烈なボルテージの盛り上がりとなった。ラストは新たな一歩を踏み出す決意を歌ったポップチューンの「FOREVER YOUNG」を披露し、最後まで熱量の高いパフォーマンスとなった。

アップアップガールズ(仮)

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【ラフ×ラフ】

 佐久間宣行プロデュースで注目される9人組グループの「ラフ×ラフ」がオレンジステージとブルーベリーステージに登場。3月にデビューシングルの「100億点」をリリースしたばかりながら、早くも「TIF」と「@JAM EXPO」の二大アイドル夏フェスを制し、勢いを感じさせてくれた。

 @JAM EXPO初登場となったオレンジステージは、横浜アリーナ内の外周路に設けられた名物ステージ。ここでは「100億点」に加え、大喜利ソングの「考える時間をください」と、夏曲の「サバ☆サマ」を披露だ。「100億点」ではフォーメーションでファンが選曲に気づき、熱いコールでフロアは一体感に包まれた。新型コロナ禍を経て今年の@JAM EXPOは声出しが解禁され、熱い夏フェスが戻ってきたことを実感できるシーンだった。

 2曲目の「考える時間をください」では大喜利すると宣言した後に、「私たちもお題を知らないんです」とアピール。ラフ×ラフが初見の層にもきっちりと自分たちの特色を伝えていた。今回のお題は「こんなアイドルグループは売れない。どんなアイドルグループ?」。佐々木楓菜は「overtureが昆虫の音」、日比野芽奈は「パフォーマンスをする時は脇にマイク」(実際にマイクを脇に挟む)、齋藤有紗は「暑い夏にはみんなに砂をかける!」、そしてラストの藤崎未来は「衣装が湯葉!」と回答し、会場は大いに盛り上がった。

 最後の「サバ☆サマ」は夏に盛り上がれる曲で、DJのような振りや泳ぐ振りが可愛らしく、ファンも一緒に踊って盛り上がれるサマーチューンでパフォーマンスを締めくくった。

ラフ×ラフ

 @JAM EXPOで二番目の広さを誇るブルーベリーステージでは前出の3曲に加えて、8月11日の2ndワンマンライブで初披露した新曲の「ラズベリーサイダー」をチョイス。オレンジステージとはまた一味違う迫力のあるパフォーマンスに会場は盛り上がりを見せていた。

 MCを挟まずに披露した「考える時間をください」ではお題が二つ用意され、それぞれ3名ずつが回答。最初の「宿題チェキがバズったアイドル。一体何を書いてる?」では永松波留が「デコレーションの一部が純金」、齋藤有紗が「羽生結弦さんの偽サインを書いて大儲けしちゃおうっかな〜」、最後の高梨結は「私のチェキの裏にチューが付いてる」と回答し、ファンの歓声を浴びていた。

 続くお題は「『アットジャム』を入れ込んだ頭の良い文章を教えて下さい」という、なかなかハードルの高いもの。夏目涼風は「あーっと…ジャムがあるからパンも欲しい!」とオバカキャラにふさわしい回答を繰り出し、吉村萌南は「今日のご意見は○‪‪✕‬△@jam.comまで」‬‬とカナダ研修経験を活かす。最後の林未梨は「みりかたです。@JAMはありま~す!」と、まさかのSTAP細胞ネタで観客を驚かせていた。

 3曲目の「ラズベリーサイダー」では、曲が始まる直前に日比野が「ここブルーベリー(ステージ)だからね」と、しっかりボケを入れる場面も。サビが盛り上がる曲調となっており、フェスの雰囲気に合った1曲だ。ラストはオレンジステージと同じく「サバ☆サマ」を披露。ラフ×ラフを知らない人でもノリノリで楽しめる1曲で締めくくってみせた。

ラフ×ラフ


【FRUITS ZIPEER】

 初出場した昨年はオレンジステージとブルーベリーステージに留まっていた「FRUITS ZIPPER」が、今年はいよいよメインステージのストロベリーステージに登場。まだ2年目ながらすでにアイドル界の注目株として知名度も人気も抜群の彼女たちが、横浜アリーナの広いステージをその実力で支配してみせた。

 1曲目にはバレンタイン曲としてお馴染みの「ハピチョコ」を投入。可愛らしいサビ振りでは客席でも振り真似するファンが多く、さっそく会場が一体となっていた。2曲目の「超めでたいソング〜こんなに幸せでいいのかな?〜」は題名通り、おめでたさ満点のハッピーになれる楽曲。ファンのコールや手拍子で雰囲気は早くも最高潮に。すると3曲目には攻撃的なアッパーチューンの「We are Frontier」を投下。1、2曲目とはテイストが異なり、“可愛いだけじゃない、かっこいいFRUITS ZIPPER”の一面を見せつけた。

FRUITS ZIPEER



 4曲目には6月に出演した「さよなら中野サンプラザ音楽祭」で初披露した「ぴゅあいんざわーるど」を披露。8月16日に公開されたばかりのMVは早くも30万回再生されており、可愛くてポップな曲調がクセになるそんな1曲だ。

 そしてラストの5曲目には、ファン待望の定番曲でもある「わたしの一番かわいいところ」をドロップ。サビでの振り付けがTikTokでバズり、FRUITS ZIPPERが世間に知られるきっかけになった話題曲だ。そんなサビの振り付けはもちろんのこと、松本かれんがサビ直前に「ねぇねぇねぇ」と手招きする場面にも「可愛い♡」の声が続出。横浜アリーナの会場全体が多幸感に包まれ、ハッピー全開の空間となっていた。

FRUITS ZIPEER

FRUITS ZIPEER。「わたしの一番かわいいところ」のラストの決めポーズだ

(取材:はせいあい、白枝藍/撮影:Issey Nakanishi)

 

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