
今季もホームランを連発している(写真・AP/アフロ)
メジャーリーグが後半戦に突入。8月1日にはトレード期限を迎えるため、ここからの2週間弱は多くの選手がめまぐるしく移籍することが予想される。
言うまでもなく、最注目は現在ホームラン王争いを独走しているエンゼルス・大谷翔平の動向だ。移籍する可能性は高いと見られており、現地メディアでは「ヤンキースへのトレード」「オフシーズンにFAでドジャース入りする」など、予想合戦が繰り広げられている。
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一方で、頭を抱えているのが日本のテレビ局だという。夏に入り、各局では年末年始特番の仕込みが始まりつつあるが、今年の最大のトピックといえば、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンが優勝したこと。大会MVPの大谷を出演させることは、番組スタッフ最大のミッションとなる。
「大谷は所属事務所がなく、以前から取材申請などの窓口はエンゼルスの広報のみ。日本のメディアはコンタクトが取りにくい状況が続いています。