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渋谷6.18パレードの主催者あおちゃんぺを直撃!「賛同の声のほうが圧倒的に多かった」

asagei MUSE

――具体的な妨害などは感じましたか?

あおちゃんぺ 今日のパレード本番ではまったくなかったです。ツイッター上では妨害というか、マイナスアピールになるようなこと、それこそウソを発信する人たちもいました。ただそれを妨害と捉えるか、それとも拡散になったと捉えるのかは考え方次第だと思うので、結果的には拡散になったのではと感じています。

――パレード自体の評価をお願いします。

あおちゃんぺ 5段階評価で言うと「3」です。なぜかというと参加者さんのドリンクを買いに行っているあいだにパレードがスタートしていて、途中で走って合流するなど私自身が段取りをミスったから(苦笑)。パレード自体はみなさんがルールを守って参加してくれたので、けっこう良い点じゃないかなって思います。

渋谷スクランブル交差点に差し掛かるパレード。

――来年も同じようなパレードをやりたいと表明されています。

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あおちゃんぺ できたらいいとは思いますけど、この一週間は本当に死にそうな思いで準備してきたので、スタッフの集まり次第、そしてお金次第ですかね。多くの方々からカンパいただきましたが、今日だけで半分以上のお金を使いましたし、お金とスタッフの集まり次第でしょうか。それでも私の気持ちとしてはぜひやりたいと思ってますし、東京だけじゃなくていろんなところでやりたいです。

――パレード以外に、女性に対する支援活動みたいな考えはありますか。

あおちゃんぺ ありますね。 女性だけじゃなく男性も支援したいという気持ちがあるので、そういう会社を立ちあげられたらいいかなと思っています。今後のビジョンとしては、いろんな人の役に立つこと。なかでも自分で何かしらの活動をしている女性の役に立ちたいです。

パレードの最中、気さくに写真撮影に応じるあおちゃんぺ。

――パレードのキッカケとなった水着撮影会の中止に関して、業界がこの先どうなっていくとお考えですか。

あおちゃんぺ 今回のパレードやアフターパーティーには、所属事務所からの圧力などが理由で出られなかったという女の子がたくさんいます。もし業界内に今後も撮影会を存続させたいとか大きくさせたいという思いがあるのなら、女の子たちを応援してほしかったです。でもこの業界自体は残り続けてほしいと思っているし、信念を持っていれば続けられると信じています。

――今回のパレードではグラビア業界の関係者が少なかったように感じられました。

あおちゃんぺ パレードに参加したいと言ってくれていた子はけっこういたんです。でも計画が進むにつれて、今後の活動に影響するから出ないでと事務所から言われたり、「参加しないよね?」と確認された子がたくさんいました。パレードのネット配信に「〇〇反対」みたいなものが映っていて、それを見た事務所側から直前にNGが出たという子もいました。たしかに見え方は気になるかもしれませんが、私としては「そういう次元なのかな?」って思います。いま声をあげなかったら、業界を潰されても文句が言えないんじゃないかと思うので、目先のことで判断するのではなく、業界そのものを愛してほしいです。

パレードは宮下公園で流れ解散に。マスコミや配信者らがあおちゃんぺのもとに殺到していた。

――ご自身が水着撮影会を主催されることもありえますか?

あおちゃんぺ できたらいいですね。今日みたいに下積みの子たちにギャラを出せるイベントってほとんどないと思うので、来てもらうからにはそれをマネタイズしてもらいたいというのが私の本心です。水着撮影会の開催にもお金やスタッフがたくさん必要になりますが、私がやる可能性はゼロではないと思います。

アフターパーティーにて「それでは始めようかぁ!」とあいさつ。

――ご自身が水着撮影会に出演する立場ではないにも関わらず、水着撮影会の中止をキッカケに声をあげた理由はなんでしょうか。

あおちゃんぺ 実は私も撮影会に出演していたんですよ。まだ下積みの時で、もう3年以上前ですが、水着の撮影会やコスプレの撮影会をやっていました。下積み時代はお客さんも呼べないし、衣装やヘアメイク、交通費も自腹だから、仕事すればするほど赤字になる世界。だからファンの人と会えたり、ギャラをいただける場所を取り上げてしまうのは本当に死活問題です。ただ今回のパレードは抗議活動ではなく、女の子を助けたいという思いで始めたこと。水着撮影会の中止はもちろんキッカケではありますけど、パレードに関して抗議という意味はまったくないです。

――撮影会の中止でお仕事がなくなったタレントさんにどんな声を掛けますか。

あおちゃんぺ 私は芸能のお仕事を始めて10年になるんですけど、「できるまでやればできる」ということをいつも心掛けてきました。下積みって1年や2年じゃないですし、自分の思い通りにいかないこともたくさんありますが、それでもあきらめないでいてほしいと思います。

アフターパーティーで女性参加者に話しかけるあおちゃんぺ。

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