メインのさくらんぼに合わせた素材は“大葉(シソ)”と“ピスタチオ”。スイーツに「大葉?」と耳を疑ってしまいますが、さくらんぼと大葉はすごく相性が良いそう。なるほど、さくらんぼの爽やかな酸味に大葉のスパイスをきかせることで、初夏にぴったりの個性的な味わいに仕上がっています。
まるで芸術作品かのような「パルフェビジュー」。下から大葉とさくらんぼのフレッシュソース。そこに浮かぶのは、よもぎ葛まんじゅう。ノワールディスクショコラやさくらんぼのグラッセ、大葉ガナッシュ。ピスタチオの風味が豊かなマスカルポーネクリームやピスタチオティラミスも。
大葉の爽やかなジンフィズジュレにはザクザクの赤紫蘇ピスタチオクラックランの組み合わせ。その上にはピスタチオジェラートとさくらんぼのヴァンショーソルベをそれぞれ贅沢に。
そして、パイの上にはまるでお花畑のようにピスタチオクリームの入ったプチシューとフレッシュさくらんぼが咲き乱れ、真ん中には存在感のあるかわいいさくらんぼムースがドーンとのっています。添えられたクローバーやマイクロハーブの紫蘇パープル、ナスタチームも食用なので一緒に食べられますよ。
どれもこれもが初体験の組み合わせで、未知の味。宝石を積み重ねたような美しいパフェを目の前にしたワクワク感。そしてスプーンを入れるその瞬間から、まるで童心に帰った気分でいただけます。
こちらの「パルフェビジュー」はドリンク付き。コーヒー、日本茶から選べますが、もちろんドリンクもパフェに合わせてそれぞれペアリングされています。
今回用意された日本茶は「大葉ほうじ茶」。やわらかな大葉の香りが心地よく、さくらんぼの酸味やピスタチオの風味を際立たせながらも後味すっきり。パフェとお茶がそれぞれのおいしさを際立たせながら、最後までおいしくいただける納得の組み合わせでした。
店内にはイートインスペースが二カ所に分かれていて、大きな窓が開放的な店内奥のサロン・ド・テでは、オープン記念として3カ月間はこの「パルフェビジュー」のみの提供となっています。
9月からはグランドメニューを開始予定で、ランチやアフタヌーンティーを始めとする福岡限定メニューもあるそうなので、お楽しみに♪
また、店内手前のベンチスペースではパルフェ ア アンポルテ(持ち帰り用パフェ)やクレープ、スクープジェラート、ドリンクがいただけます。もちろん、テイクアウトしてガーデンシティ内の広場でいただくのもありです。
ほかにも、焼き菓子や生菓子、チョコレートをはじめとするギフト商品も。東京で人気の焼き菓子だけでなく、福岡限定のお土産菓子も何種類かあるので、ぜひチェックしてみてください。
「ASAKO IWAYANAGI FUKUOKA」店舗情報
営業時間:11:00~23:00
DAY TIME/11:00~20:00(L.O. 18:00)
BAR TIME/20:00~23:00(L.O. 22:30)
電話番号:092-707-4123
バー感覚でふらりと立ち寄る新感覚の中華バル「jiubar FUKUOKA」
▲通路と隔たりのない店内はカウンター席のみ(グループでも使える向い合せカウンターもあり)。 お店の雰囲気からは全く“中華の店”とはわからない、シンプルでハイセンスな設えの「jiubar FUKUOKA(ジュウバー フクオカ)」。家常菜(中国語で日常的な料理という意味)とアルコールがカウンターで気軽に楽しめる中華バルです。
料理はアラカルトで28種類。しっかり食べるなら2名くらい、お酒のつまみ程度なら4名くらいで取り分ける量なので、数名で立ち寄りいろいろな料理をシェアするのがおすすめ(※料理内容による)。
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オリジナルメニューの「白い酢豚」の餡(あん)はハチミツを使った塩ベースの味付け。切り込みを入れたり卵をまぶしたり丁寧に下処理がされた豚肉はしっかり大きさがありながらも外はサクッ、中はジューシーで、甘酸っぱい餡とよく合います。さらに甘みを添えてくれるサツマイモもうれしい存在。ボリュームがありながらもさっぱりいただける一品です。
▲「jiubar 肉団子 880円(税込)」 ピリッとフレッシュな山椒の香りが食欲をそそるのが「jiubar 肉団子」。 四川料理によく使われる魚香(ユイシャン)という甘酸っぱいソースをアレンジした、普通の肉団子とは違う個性的な味です。ひと口食べると、中からジュワッとあふれる肉汁とピリッとすっぱ辛いソースがよく合います。お酒が進みそうな、刺激的な味です。
料理に合わせるアルコールは多種ありますが、ナチュラルワインを合わせるのがおすすめだそう。気軽にいただけるナチュラルワインを揃えているそうなので、ぜひお店で尋ねてみて。もちろん、中国のお酒・紹興酒も漬ける年数が異なるものなど数種類あるので、料理や好みに合わせてセレクトを。
「jiubar FUKUOKA」ではランチタイムを「ハッピーアワー」と名付け、昼飲み文化を推奨しています。「休日はお昼から料理と共に軽く一杯♪」そんな時にもぜひ足を運んでほしい中華バルです。
「jiubar FUKUOKA」店舗情報
営業時間:11:00 ~ 23:00 (L.O. 22:00 )
電話番号:092-406-5222
東京の予約困難店はやはり料理へのこだわりがすごい!「米ル」と「鳥カミ」
通路に面した2つの入口にはそれぞれ「米ル」「鳥カミ」の表札。中に入ると照明を落とした空間の先に懐石料理「米ル」の横並びのカウンターと、焼鳥「鳥カミ」の炭火を囲むコの字型カウンターが、それぞれスポットライトを浴びるステージのように浮かび上がります。
【土鍋で炊いた厳選したお米と素材の味をいかした旬を味わう「米ル」】
各地から厳選したお米と水を土鍋で炊く名物土鍋ごはんと、旬の素材を用いたモダン懐石の「米ル」。東京の恵比寿本店は予約困難店だそうです。
福岡に店を構えるので、食材ももちろん福岡を中心に九州各地の旬の素材を取り寄せています。メニューは「おまかせ(11,000円・昼は3,800円/各税込・サービス料別)」のみ。
先付から始める懐石は旬の素材を用いた季節感のある美しい料理の数々。味付けはごく控えめで、素材そのものの味を引き立てています。
「和サラダ」も同じくドレッシングなしでいただきます。季節の野菜それぞれの味はもちろん、食感や温度差をも楽しめるように作るという手の込みようです。
▲和サラダ(季節によって素材は変わります) 旬のお造りや季節のかき揚げなど料理はほかにもまだありますが、こちらでのメイン料理はやはり“土鍋ごはん”。料理のお品書きと共に厳正米のお品書きも用意され、追加料金(+500円~)でほかの銘柄のお米を選ぶこともできます。
取材時の厳選米は福岡・うきは産の「夢つくし」。水は九千部山の伏流水(超軟水)で炊かれたご飯です。同じお米でも、まずは混ぜずにそのままよそって香りを楽しみ、次は… と、3度おいしさを味わってもらうというこだわりも。
そして、どれから食べるか迷ってしまいそうなご飯のお供の数々。おいしい食材の宝庫である地元福岡産や九州産の食材をメインに、明太子や辛子高菜、だし巻き卵などなど。ご飯がいくらあっても足りません。
店内には個室もあるのでグループでの利用も可(個室料別)。ゆっくりと食事を楽しむために、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。
「米ル」店舗情報
営業時間:ディナー/17:00~23:00(L.O.20 : 00)
ランチ/11:00~15:00(L.O.13:00)
電話番号:092-791-6901
【ミシュラン一ツ星店で修業した店主による上質な焼鳥を楽しめる「鳥カミ」】
黒漆喰が広がるスタイリッシュな空間に無垢板を使用したコの字のカウンター。目の前でミシュラン一ツ星店で修業した店主が良質な備長炭による近火の強火で、食材を焼き上げていきます。
メニューは「おまかせコース(12,000円・昼は6,000円もあり/各税込・サービス料別)」のみ。「かしわ(鶏モモ)」や「砂肝」といった定番部位に加え、その日の仕入れ状況によってメニューが変わる「本日の仕入れより」など、厳選11本からなる焼鳥のおまかせコースです。
コースの締めとして提供される土鍋ごはんもこちらの自慢。鶏ガラをじっくり煮込んだ鳥スープでお茶漬けとしてもいただけます。
「鳥カミ」店舗情報
営業時間:ディナー/17:00~23:00
ランチ/11:00~15:00
電話番号:092-791-6903