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西武・青山美夏人 「球界を代表する投手」へ1年目から着々と積み重ねる経験/初めての一軍生活

週刊ベースボールONLINE


首脳陣からの期待も高い新人右腕・青山

 衝撃のデビューだった。3月31日、本拠地開催の2023シーズン開幕のオリックス戦。1点リードの9回表に“クローザー”としてマウンドを託されたのはドラフト4位の大卒ルーキー・青山美夏人だった。順調に2アウトを奪い、最後の打者とすべく対峙したのが森友哉。ライオンズに関わる誰もがその才能と実力を熟知する球界を代表する強打者に、初球をライトスタンドに運ばれ、厳しいプロの洗礼を浴びた。

 ただ、やられたままでは終わらない。その2日後、同カードの3戦目で再び3点リードの9回にマウンドに上がった青山は、1安打1四球で一死一、二塁のピンチを招いたものの、きっちりと無失点で抑え、プロ初セーブを挙げたのだった。

 その後は、増田達至の復調もあり、9回に固定せず、時には回の途中から、場合によっては大量ビハインドでの回またぎなど、さまざまな状況で起用されているが、そこには将来的に先発起用の可能性も含め、「いろいろな経験をさせたい」との意図があると、豊田清投手コーチは説明する。

「1イニングだけだと、なかなか事が起こらないことが多い。でも、2イニングを投げることで、体力はもちろん、例えばチームが点差を縮めて急に接戦になったり、ボークを取られたりなど、気持ちの部分でもいろいろな経験ができるので」

 同時に、トレーニング面でもプロ仕様への肉体強化を課せられている中で、「きついだろうけど、この2カ月よくやってくれている」と同コーチ。青山自身が目指す「球界を代表する投手」へ向け、1年目から着々と経験と実績を積み重ねている。

写真=BBM
 
   

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