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「耳で癒され、目でリラックス」“ぼーっとする時間”を獲得できる 「デジタル森林浴」とは?

ABEMA TIMES

 一度は訪れたくなるような場所にいつでもどこでも行くことができる「デジタル森林浴」。一体、どのようなものなのか番組で取材した。

【映像】穏やかな川を進む、カヌーから見える沖縄のマングローブ林

 都内のあるオフィスの一室。中には、壁全体に投影された雄大な自然の映像が広がっていた。これは空間型VR「uralaa」といい、360度に自然の映像を映すことで、その地に行かなくても「デジタル森林浴」を楽しむことができる技術。

 実際に、ニュース番組『ABEMAヒルズ』スタッフが体験してみた。

「目をつむると鳥のさえずり、虫の鳴き声が聞こえてきて耳で癒される。目を開けると目の前に自然が広がっていて癒される」(番組スタッフ)

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 この他にも、スカイツリーから見た景色や屋形船から見た隅田川など、まるでその場にいるような没入体験をすることが出来る。

 生みの親である、フォレストデジタル株式会社代表取締役CEOの辻木勇二さん。会社を設立し、「uralaa」の開発を始めたのは2019年のこと。

「『森林浴』という言葉は、日本からスタートした言葉で、『禅』と同じように世界でも通じると思うが、技術を使って都会の真ん中にいてもその森に包まれる。『心身が癒される』『幸せな気持ちになる』といことを届けようと『uralaa』を開発した」

 元となる映像は自ら撮影にいったり、時には地元の観光課の職員に撮影してもらったものを使用。現在は400種類ほどのバリエーションがあるという。

 中でも辻木さんのおすすめの景色は、穏やかな川を進むカヌーからの映像に思わずうっとりしてしまう沖縄・八重山群竹富町のマングローブ林。そして、満天の青空と心地よく流れる波の音が聴こえる奄美・加計呂麻島の海だという。

 独自の技術によってどんな部屋の形でも映像をぴったり映せるほか、スマホひとつで簡単に景色を切り替えることができる。すでに全国7カ所の施設で導入されており、体験された方の9割超が「実際にその場所に行きたくなった」と回答しているという。

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