『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール(2023年6月4日)
IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダー トーナメント決勝戦 ○ウィル・オスプレイvsランス・アーチャー×
オスプレイがアーチャーに逆転勝利を収め、US王者ケニー・オメガへの挑戦権を獲得した。
US王者ケニーへの挑戦権をかけて行われてきたナンバーワン・コンテンダートーナメント。4・16フィラデルフィア大会でフレッド・ロッサーを破ったアーチャーと、5・21ロサンゼルス大会で棚橋に勝利したオスプレイがこの日、決勝戦を争った。
ゴング前、アーチャーがショルダータックルで猛突進して戦いは始まった。本部席へのチョークスラムはオスプレイが阻止。コーナー最上段からのトルニージョで先制した。リングに戻るとオスカッターをさく裂させ、早くもヒドゥンブレードを狙って突っ込んだが、アーチャーはカウンターのラリアットで吹き飛ばした。
ここからアーチャーがラフ&パワーで主導権を握る。オスプレイの反撃を空中胴締め落としで止め、フロントハイキックで場外に吹き飛ばすと、エプロンからのトペコンヒーロを発射。オスプレイもブラックアウトを阻止して後頭部へのピッピーチェリオ、その場飛びスパニッシュフライで巻き返しに出たが、コーナーに上がったところにアーチャーが飛びヒザ蹴りをさく裂。ブラックアウトで豪快に叩きつけた。
オスプレイも何とかキックアウト。ならばとアーチャーはムーンサルトを狙い、阻止されてもハイアングルのチョークスラムを敢行した。オスプレイがトラースキック、ヒドゥンブレードを叩き込んでも1カウントでキックアウト。ならばとオスプレイはヒドゥンブレードを3連発する猛ラッシュで逆転勝利を決めた。
トーナメントを制したオスプレイがUS王者・ケニーへの挑戦権を獲得した。試合後はアーチャーとノーサイドでグータッチを交わし、「ランス、アリガトウゴザイマシタ」と感謝。「ケニー・オメガ! 覚えているか? お前は東京ドームで俺の顔を血で染めた。お前にリベンジをする機会を得た。お前のテリトリーであるカナダに乗り込み、US王者としてここに戻ってくる」と誓ってみせた。
【新日本】オスプレイがアーチャーに逆転勝利でUS王者ケニーに挑戦へ
2023年6月5日
提供元：
プロレス/格闘技DX 
