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【松本人志批判騒動】オリラジ中田の発言自体が時代遅れ? 「いまの若手のあこがれは千鳥・笑い飯」の声

SmartFLASH

 しかし、これらの芸人たちの所属事務所(中田は2020年に退所)である「吉本興業」の内部では、意外にも冷めた声であふれているという。吉本興業関係者はこう話す。

 

「今回が初めてじゃないですよ。過去にも中田は、松本に対して同じような発言をしているので、私も『あ、またか』と思いました。

 

 ただ、中田の提言の内容を見てみると、『うまく逃げ切ろうとしているな』と感じました。彼が批判しているのは、松本本人についてじゃないし、松本の芸人としての姿ではないですよ。松本を頂点にした、テレビ局の番組作りや、吉本の体制を批判しているのです。

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 松本自身も、自分が『おもしろくない』と言われたら、もっとムキになるでしょうが、周囲の忖度はどうしようもない。吉本も、この騒動で強く抗議などしたら、『やっぱり松本への忖度だ』と言われるし、ギリギリの線を狙ってきましたよね」

 

 一方で、最近のお笑い界について“松本一強”を疑問視する声は、ほかにもあった。お笑い賞レースで予選の審査員も務める、構成作家のひとりはこう語った。

 

「むしろ中田は、松本を意識しすぎではないか……と思いましたよ(笑)。

 

 一世代前なら、松本が“崇拝の対象”だったのは納得でしたけど、いまの若手芸人は、崇拝というより語り継がれてきた“生ける伝説”という感じで見ていると思います。実際に20代の芸人に聞いてみると、『M-1グランプリ』を意識しているのは当然ですが、自分が見ていたときの『M-1』で活躍していた千鳥、笑い飯というあたりの芸人があこがれの存在なんですよ。

 

 松本に関しては、そのあこがれの芸人のほとんどが『ダウンタウンにあこがれていた』と言うのを聞いて、それで尊敬している、という感じですね」

 

 もはや若手芸人にとって、テレビで見るダウンタウンは「大御所MC」であり、すご腕の漫才師という印象ではないようだ。

 

「遠くて高いところにいるのは間違いないと思いますが、少し前の感覚でいえば『欽ちゃん』や『ドリフ』といった存在になりつつあるのでしょう」(同前)

 

 YouTubeで大活躍している中田の感覚すら、意外と古かった?

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