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角田裕毅、スペインGP初日は「難しい1日」。14、17番手の結果に「変更が必要」…新レイアウトは「タイヤに厳しい」

THE DIGEST

 F1第7戦のスペイン・グランプリが開幕。6月2日には2回のフリー走行(FP1、FP2)が行なわれた。
  先週のモナコGPでは予選で好パフォーマンスを発揮して9番手につけ、決勝でも順調にポジションをキープするも、雨によって顕著となったブレーキの不具合でポイントを失う(15位フィニッシュ)という不運に見舞われたアルファタウリの角田裕毅は、FP1では27周を走行してベストタイムは全体14番手の1分15秒915、続くFP2は最多タイの34周回で1分14秒840を計測し、こちらは17番手のタイムだった。

 初日を終え、角田はチームの公式サイトを通して、「全体的には上手く事が運んだ1日でしたが、(順位では)後ろの方で終わってしまったので、明日の予選では可能な限り良い結果を残すために、いくつか変更を加える必要があります。(シケイン撤去により)最後の2つのコーナーは明らかに速くなり、タイヤにはより厳しいものとなっていますが、明日もまた、限界点を探ります。Q2、さらにはQ3も狙えるよう、今回もエンジニアと車を可能な限り改善します」と、声明を発している。

 チームはSNSで、FP1についてはニック・デ・フリースが4番手という好タイムを出したこともあって「バルセロナでの週末は非常に良いスタートになった」と振り返るも、FP2(デ・フリースは16番手)は「少しばかり難しいセッション」と投稿。また、マシンパフォーマンスのチーフエンジニアであるクラウディオ・バレストリは、以下のようなコメントを残した。

「とても忙しい金曜日で、FP1では、エアロレーキを使った重要な走行など、多くのテスト項目があった他、新しいピレリタイヤのテストも行なった。フロントアクスルに負担のかかる高速コーナーが特徴となった新たなコースレイアウトで、興味深いデータを集めることができた、ポジティブなセッションとなった」

「続くFP2では、パッケージから最大限のものを引き出すため、セットアップの最適化に集中し、様々な燃料搭載量とタイヤコンパウンドをテストした。ソフトタイヤでは1周目に競争力のあるタイムを出せなかったため、原因を調べる必要がある。一方、ロングランにおいては、日曜日のレースに向けて、タイヤマネジメントについてより理解を深めようと努めた」
  海外メディアの報道を見ると、フランスのモータースポーツ専門サイト『Motorsport NEXTGEN-AUTO.com』は「ユウキは現時点で、自身のパフォーマンスについても、車の挙動についても満足していない。そしてチームメイト同様、コースの最終コーナーがスピードアップしたことで、タイヤマネジメントがより繊細なものになると認識した」と伝えている。
  一方、イタリアの自動車専門サイト『MOTORIONLINE』は、「アルファタウリはバルセロナでの初日、新しいアップデートの効果を理解することに重点を置いたが、依然として上位からは外れている。デ・フリースがFP1で4番手タイムを出して熱狂したものの、FP2では現実に引き戻された。角田にとっても難しい1日となったが、それでも彼はまだ上位勢と争えることを望んでいる」と、こちらもネガティブに振り返った。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】白熱のモナコGP予選ハイライト

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