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プロ野球セ・パ交流戦“一触即発”ベンチ裏レポート(3)DeNA・バウアーの背信投球には理由が…

アサ芸プラス

 実は、何度も背信投球を繰り返すのにはワケがあるようで、

「公式戦のマウンドをストレートの研究に充てています。自身の背番号96に『平均球速96マイル(約154.5キロ)を目指す』という思いが込められているように、速いストレートを投げるためだけに試行錯誤している。そのせいで、ストレートと変化球のフォームがバラバラになり球種が丸わかりなんです。確かにメジャーでは、球種によってフォームが異なる投手は珍しくない。あの大谷でさえもスイーパーを投げる時はリリースの仕方が変わりますからね」(球界関係者)

 しかし、メジャーの常識がそのまま日本で通用するとは限らない。早いうちに“日本仕様”を覚えなければ弱点は徹底的に狙われ続けるだろう。

「メジャーでデータ解析を担うアナリストは、野球経験のない素人ばかりです。配球や打球方向の傾向を数字で割り出すのは得意ですが、選手の癖を見抜くのは不得手。一方、日本のスコアラーは選手上がりが多く、相手選手の癖を盗むのも通常業務の範疇にある。フォームを統一させないと、バウアーに上がり目はありません」(球界関係者)

 そんなDeNAにとって、かわいさ余って憎さ百倍なのが、今季よりソフトバンクに移籍した嶺井博希(31)だ。

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「昨オフに三浦大輔監督(49)が直々に慰留に動いていました。それなのに、あっさりとマネーゲームで敗れて嶺井はソフトバンク入り。ホークスでは甲斐拓也(30)に次ぐ第2捕手に甘んじていますが、昨季のDeNAでは最もマスクを被った主戦でしたからね。それでも交流戦のシートノック中に『嶺井さん! 嶺井さん!』とソフトバンクの後輩選手たちに連呼され“いじられキャラ”のポジションを確立している姿を見たら、番長の心中も複雑でしょう」(スポーツ紙デスク)

 ペナントレースの順位を大きく変動させることができる交流戦。そのためには対戦相手ばかりではなく、みずからの足元を見つめ直す必要がある球団も少なくなさそうだ。

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