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『波よ聞いてくれ』『スキロー』『天国大魔境』 『アフタヌーン』原作の映像化が熱い!

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『波よ聞いてくれ』©テレビ朝日

 4月から放送中の小芝風花主演の金曜ナイトドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)。『無限の住人』で知られる沙村広明が月刊『アフタヌーン』(講談社)にて連載中で、2020年の「マンガ大賞」で第4位にランクインした同名漫画の実写化だが、すでにアニメ化もされている。この春クールは、ドラマ『波よ聞いてくれ』のほかにも、『アフタヌーン』で連載中の『スキップとローファー』と『天国大魔境』がTVアニメ化されており、『アフタヌーン』原作の映像化の勢いが強く感じられる。

 参考:【写真】『スキップとローファー』スキップする主人公・みつみ

 『波よ聞いてくれ』は原作の熱いファンが非常に多い作品で、アニメ版が高い評価を受けたが、ドラマ版も実写化ならではのオリジナリティを感じさせ、アニメに匹敵する人気ぶりだ。

 『スキップとローファー』は、「マンガ大賞2020」第3位にランクインした、高松美咲による人気コミック。累計発行部数は100万部を突破し、第47回講談社漫画賞総合部門を受賞している。中学卒業後、石川県の“はしっこ”から上京し、東京の高偏差値高校に首席入学した主人公の美津未が、本人も気づかない内にクラスメイトたちの心を解きほぐす“天然しあわせインフルエンサー”となっていく様子が描かれる。観るだけで癒されるようなアニメだ。

 『天国大魔境』は、「このマンガがすごい!」2019オトコ編第1位を獲得している、石黒正数による人気近未来SFアドベンチャー。文明崩壊後の日本が舞台で、未曾有の大災害により廃墟と化し、異形の化け物が巣食う地で、“天国探し”の旅をする主人公・マルとキルコの旅が綴られる。アニメ化にあたって石黒は、「滅び朽ちた日常風景の荒涼とした美しさや絶望感を描き出す手段としてはアニメが最も向いていると思っていました」とコメントしており、原作者も期待を寄せる映像化となった。

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 『アフタヌーン』連載の作品の映像化はこれまでも数多く、近年だけでも、山口つばさによる『ブルーピリオド』のTVアニメ化(2021年)、今井哲也による『ぼくらのよあけ』の劇場アニメ化(2022年)、椎名うみによる『青野くんに触りたいから死にたい』のTVドラマ化(2022年/WOWOW)などがある。つるまいかだの『メダリスト』のTVアニメ化も決定しており、『アフタヌーン』原作への注目度の高まりは今後も止まらなそうだ。

(文=清水久美子)

 
   

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