こうしたグッズの販売に対しての反応をSNSなどで見ると、非常に好意的な声を多く聞かれた。原作やアニメの持ち味を活かした商品はファンとしてもツッコみやすい側面があるのだろう。公式がただぶっ飛んだ内容の商品を出すというだけでは、きっとファンも受け入れられなかったはず。
そのためには少なからず、どんな商品に需要があるのかきちんとリサーチしていることや、どこまで遊びを入れていいのかラインをきっちりと弁えていることが大前提。公式側が見えない部分で努力したことで、今のように好意的な反応が上がっていると見るべきだろう。一見ふざけているようで愛を持って販売していると考えると、頭が下がる思いである。
最後に一つ。他にも『ぼっち・ざ・ろっく!』ならではの商品は発売されている。もちろん本来のかわいらしいキャラクターたちのグッズも販売されているため安心していただきたい。
(文=鳥羽竜世)