「もともとはサンクトペテルブルクの不良少年。10代から強盗などで刑務所に出入りして、ソ連が崩壊すると、地元で商売を始めるようになった。ホットドッグ店、食料品店、カジノと事業を広げましたが、特にカジノ事業で政治家や高級官僚、ビジネスマン、ロシア・マフィアなどに人脈を築いたようです。おそらくその中に当時サンクトペテルブルク副市長だったプーチンもいます。その後、ロシアでも有数の高級レストランをオープンすると、プーチンもその常連に。大統領に就任後は、外国要人との会談でこのレストランをたびたび利用してきました」
プリゴジン氏が「プーチンの料理人」と言われるゆえんである。