さて、1975年頃に発売されたプチトマトは、日本の高度経済成長期に伴いマンションや団地のベランダで手軽に育てられるトマトとして大ヒット。
それ以降、全国的に様々な品種のミニトマトが作られるようになります。すると、次第に糖度が高くて美味しい品種も多く作られるように。
そうした中で2007年、タキイ種苗の「プチトマト」は販売を終了することになります。よって、「もうプチトマト君はいない」は正しいというわけです。
■販売は終了しても…「ずっとプチ言い続けるよ」「プチトマト」はとっくに販売終了してしまいましたが、美味しい“初代ミニトマト”として全国的に食べられていたことから、小さいトマトのことを「プチトマト」と呼ぶ人はまだたくさんいます。
中には「プチトマトが品種名だったなんて…もう存在しない品種だとしてもずっとプチ言い続けるよ」という声も。
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すっかり言い方が定着している「プチトマト」。15年以上前に販売が終了していたのは驚きでしたね。
しかし、ネットの声を見るとこれからも「プチトマト」という呼び方はずっと続くのではないでしょうか。
(文:二木もなか/編:GourmetBiz編集部)