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【性加害問題】井ノ原快彦社長の「苦悩姿」撮った! “マッサージ被害” 受けた元Jr.が吐露「ジャニーさんを憎みきれない」理由

SmartFLASH

 多くの被害者は、デビュー前とされる「Jr.(ジュニア)」時代の被害を訴えており、そのジュニアを取りまとめる子会社「ジャニーズアイランド」の社長に、2022年9月から就任した井ノ原快彦(47)も、今回の騒動に頭を悩ませているのだろう。

 

 5月18日に本誌が見かけた仕事先での井ノ原は、うつむき加減で険しい表情を浮かべていた。

 

「仲間内では “カルピス” と呼んでいたんです。『カルピスやられた』というのが被害に遭ったという隠語でした」

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 こう話すのは、元ジャニーズJr.のAさん(30代)だ。彼もまた、ジャニー氏からの性被害を経験し、今回その様子を本誌に告発することを決意したのだ。

 

「中学生で入所後、すぐに仕事がもらえました。そして、ある日の仕事終わりに『ユーは今日どうするの?』と、ジャニーさんに声をかけられたんです。

 

 ジャニーさんに連れて行かれた広いマンションは、子供にとってまるでテーマパーク。でも、そのときから『家に行ったら食われるなよ』『襲われたら、寝返りで回避しろ』と、仲間から忠告されていたんです。

 

 最初の夜は怖くて眠れませんでした。それでもジャニーさんについていってしまうのは、家に行ったメンバーはバックダンサーでも目に見えて、いい位置で踊れたからです。そういう憧れもありました」

 

 実際に、Aさんが大部屋で何人かの少年たちと寝ていると、ジャニー氏はドアを開けて部屋に入ってきた。

 

 そして、多くの被害者が訴えているとおり、ジャニー氏はAさんの足元からマッサージを始めたという。

 

「その手はついに足の付け根まで来ました。体は硬直し、心臓のドキドキは止まらない。とても声なんて出せず、『早く終われ』と願うだけでした。

 

 幸いにも、僕が受けた被害はそこまででしたが、ある日、僕の隣に寝ていたメンバーは陰茎を咥えられていました。事後、彼のパンツには血がついていて、『ジャニーさんが歯を立てた』と。

 

 ただ、メンバーたちは高校生になると、ジャニーさんの家に呼ばれることはなくなります。声をかけられるのは、小中学生ばかりでした」

 

 Aさんはその後、ジャニーズ事務所を退所して、芸能界からも離れた。

 

「性加害は許せないが、どうしてもジャニーさんを憎みきれません。ふだんは “聖人のように優しいおじいちゃん” で、仕事面、生活面で本当によくしてもらったからです」

 

 大晦日の『紅白歌合戦』に多くのジャニーズタレントを起用してきたNHKも、5月17日の『クローズアップ現代』では、この問題を特集した。

 

「今年の『紅白』に頭を抱えています。自局で問題を報じているのに、例年どおりジャニーズ組を出場させると矛盾します。かといって、数を減らせば、『出られた組と出られない組の差は?』と、ファンからも視聴者からもツッコまれる。一気にゼロも、やむなしかもしれません。しかし、その場合は視聴率の大幅な低下は免れませんが……」(NHK関係者)

 

 一度、堰(せき)を切ったら止まらない。『紅白』のみならず、芸能界に “ジャニーズ大恐慌” が起こるのか。

 

写真・梅基展央

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