また、関ヶ原の布陣図までが記されている、俯瞰で描かれた壮大な屛風《大日本五道中図屏風(江戸~京都)》のスケールにも圧倒されていた。
なかでも、やはり特に見入っていたのは、家康が桶狭間の戦いで着用したと伝わる、桃山時代(16世紀)に作られた甲冑の金陀美具足(重要文化財)。ドラマや「浜松まつり」で松潤・家康が着用して話題になった。
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「金色の甲冑は思ったよりも金でした。すごく昔のものがあんなに光っていてすごいなと思いました」
人目を引く金の甲冑についた無数の傷が、約460年の時を超えて目の前に迫ってくる。家康の生きた時代を体感できる貴重な展覧会だけに、充実の時を過ごせるはず。