23年ABEMAツアーの第3戦『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI2023』が越前CC(福井)にて行われた。その際にTV中継のラウンドレポーターを務めたのが池田勇太ということもあり、注目を集めた。
トーナメントを盛り上げる池田の才能が開花した!?
選手会主催のトーナメントということで、池田自身も21年の第1回大会から裏方としてバックアップ。去年に引き続き、今年もラウンドレポーターとして朝から夕方までコースを歩き回った。
そこで気になるのがプレーヤーの心理だ。
池田に試合でプレーしている姿を外から見られること自体が稀なことだが、東北福祉大出身のいわゆる池田の後輩にあたる選手にとっては、先生や親に見られるよりも緊張するだろう。東北福祉大の後輩、安本大祐も
「見に来られたら緊張しますけど、来られないのも何か寂しい」
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と複雑な感情を吐露。
また、今回26年ぶりに同ツアーに参戦した藤田寛之との絡みでは、加齢とともに変わっていく体の疲れ方など、お互いの年齢をいじって盛り上がる場面もあった。
そんな選手との池田ならではのやりとりに、ネット中継のコメント欄の反響も大きかった。
ラウンドレポートの内容といえば、そこは“池田節”が随所に散りばめられる。
要は忖度一切なしの辛口レポート。
通常のトーナメント中継とは違い、ざっくばらんな、いい意味での「ゆるさ」が大会そのものの魅力を高めている。ただ辛らつな表現の裏には確固たる実績がある。