私が初めて焼きまんじゅうを食べたのは、小学二年生の頃。家族と行き当たりばったりのドライブで、群馬県を訪れた時のことでした。
道路わきにたっていた『焼きまんじゅう』の看板。味の想像がつくようで、まったく想像つかない不思議な名前の食べ物。これは無視するわけにはいきません! 「焼いたまんじゅうってどういうものかなぁ?」なんて、皆であれやこれや想像しながら、早速向かいました。
いざ本物を目の前にしてびっくり。
まんじゅうが串に刺されて炭火で焼かれている! しかもまんじゅうの中身は餡がない! 甘味噌味の香ばしいたれがおいしい! 県をまたいだとはいえ自宅からさほど遠くないのに、こんなにユニークで、おいしいものを知らなかったなんて……
今でもそのことを家族で思い出し、無性に食べたくなることがあります。そんな時にお取り寄せするのが、福島屋さんの焼きまんじゅうです。
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作る際は公式ページで紹介されている手順通りがおすすめです。
まずはじめに電子レンジでさっと温めてから、次にテフロンのフライパンで焦げ目がつくまで、じっくり焼いていきます。
電子レンジとフライパンの工程は、外はパリッ、中がフワッというお店の手焼きに近づけるための重要な手順になりますのでぬかりなく。
まんじゅうが香ばしく焼き上がったら、セットのみそだれをからめて、いざ実食です!
うーん、この味、この香り! 福島屋さんの焼きまんじゅうは、まんじゅうそのものがおいしいんです。むっちり食感で重量感があり、かみしめるとほんのり甘く、独特の酸味があるのが特徴です。