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山里亮太、スッキリ最終回で謎の男「富田昌男」を出したワケ

COCONUTS

もし、この日スタジオに姿を現し加藤浩次さんの隣に立つと、「バトンタッチ」感満載の絵面になることは間違いありません。

「天の声」での功績が現在の評価に繋がり「スッキリ」に恩義を感じている山里さんならば、誰よりも「スッキリ」の終わりを濁りのないものにしたいと考えているのではないでしょうか。

■涙の挨拶!スタジオから「あ、泣いちゃった」の声も

新番組を匂わす絵面を避けるために入念に用意された企画だったのであればこんなに成功したものはないように感じます。

この誰でもない人物(富田昌男と名乗る男性)ですが、こんなに一斉に「誰!?」ってツッコミたくなる見た目の人を見つけられた事にまずはあっぱれです。

チョコプラ松尾さんとなかやまきんにくんさんのようでありつつ全然似ておらず、見た事ありそうな気がして一通りの記憶を総ざらいした結果やっぱり見た事はなく、出演者の親戚友人関係にしては何か違和感のある感じ…で結果「誰!?」この間1秒といったことが一斉に起きたような瞬間でした。

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そこからこの「誰でもない」男性が山里さんのアテレコで飄々と加藤さんと絡むのですが、それが「笑っていいとも!」に出てきた「ミスターマッスル」という外国人の不自然な吹き替えと被り、加藤さんから「ミスターマッスル」の発言も。しかし、ネタが古すぎて誰も突っ込みませんでした。

そんなゴタゴタがありつつ感動の要素一切なしで「天の声」は最後の挨拶をするのですが最後の最後で涙で声を詰まらせます。

「視聴者の皆さんにご挨拶をお願いします」と振られた山里さんは最初滑らかに喋り始め「本当に、14年間楽しかったです。このクイズッスのおかげで、僕の人生は…本当に…」のところで声を詰まらせます。

そして「ごめんなさい…ちょっとごめんなさい、こんな形で泣くなんて」と焦りを見せると、これまでにない山里さんの沈黙にスタジオも一瞬騒然となり「あ、泣いちゃった」という声が。

なんとか続けようと「いや、ね、本当に…」と再び詰まらせると加藤さんが大きな声で「どうしたんだよぉ」と応援。

山里さんは用意していた言葉を諦めたのか「いや、ほんとに、ごめんなさい!楽しかった!これにてクイズッス閉幕。さようならー」と締め括ったのでした。

「天の声」の正体の謎は様々な推測がされていますが、山里さんなりの番組への敬意と配慮だったと考えると合点がいくことも多いのではないでしょうか。

(文:豊崎ジーン/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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