top_line

足し算+パズルで脳を鍛える!
「2048」はここからプレイ

堂本光一がウィリー・ウォンカに!ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」日本版初演が帝劇にて上演決定

MOVIE WALKER PRESS

1964年に出版され、1971年と2005年に映画化もされたロアルド・ダールのベストセラー児童文学「チョコレート工場の秘密」を原作にしたミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」日本版初演の上演が決定。主人公ウィリー・ウォンカ役をKinKi Kidsの堂本光一が務めることが発表され、レスリー・キーが撮影を担当したキービジュアルが公開された。

世界の子どもたちに愛されるウォンカ・チョコレートが生産されているウィリー・ウォンカのチョコレート工場。しかしその製作工程は秘密となっていた…。ある日ウォンカは、世界で売られるウォンカ・チョコレートのうち5枚だけに「ゴールデンチケット」を入れることを宣言。チケットを手に入れた子どもは工場に招待され、そのうち1名には素敵なご褒美がもらえる。そして工場に招かれた5人の子どもとその家族は、ウォンカの案内で信じられないような驚くべき体験をすることに。

ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」は、2013年6月にイギリスのドルリー・レーン劇場で初演され、同年12月にウェストエンドの週刊チケット売上最高記録を樹立した後、2017年1月までロングラン上演。2014年のローレンス・オリヴィエ賞では2部門を受賞。また2017年4月からはブロードウェイのラント・フォンタン劇場で改編上映され、全米ツアーやオーストラリア公演などを経て、現在は全英とアイルランドでツアー上演されている。

「SHOCK」シリーズでミュージカル単独主演記録1位を更新し続ける堂本は、2018年初演の「ナイツ・テイル -騎士物語-」以来5年ぶりの新作ミュージカル挑戦。日本版翻訳と演出を務めるのは東京2020パラリンピック開会式の演出を手掛けたウォーリー木下。訳詞は「シカゴ」や「キンキー・ブーツ」などの訳詞を手掛けた森雪之丞が担当。振り付けはYOSHIEと松田尚子が手掛け、新たに設定されたアートディレクションを増田セバスチャンが担当する。

ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」日本版初演は、10月に帝国劇場、2024年1月に福岡・博多座、そして2024年1月〜2月に大阪フェスティバルホールにて上演。

<コメント>

●堂本光一(ウィリー・ウォンカ役)
「ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』日本初演が決定しました。私は、工場長ウィリー・ウォンカ役を演じます。2018年の『ナイツ・テイル』以来5年ぶりの新作ミュージカルとなります。日本版演出は、ウォーリー木下さんが新たに手掛けてくださいます。(撮影を終えて)メイクにせよ…慣れないことが多すぎまして…疲れました(笑)。

新たなスタッフの皆さんとの出会いがあって、ウォンカという役をどう魅せていこうか、日本版でやるにあたってどういった空気感を創っていこうか…。すばらしいスタッフによる結晶が、今回お届けするビジュアルに表れています。それを身にまとえるのが僕にとって、とても光栄です。10月帝国劇場、2024年1月から2月にかけて福岡博多座、大阪フェスティバルホールで上演します。どうぞお楽しみに!」

●ウォーリー木下(日本版翻訳・演出)
「このミュージカルはロンドンで生まれて、世界中を旅して、ついに日本に上陸します。その日本版の演出をさせていただきます。子ども心、遊び心が詰まった、おもちゃ箱がひっくり返ったような舞台になっています。ミュージカルナンバーも一回聞いたら忘れられない曲ばかりで、多分皆さんが想像している『チャーリーとチョコレート工場』よりも、何倍も何十倍もユニークでカラフルでポップでびっくりするような仕掛けが沢山の舞台になっていますので、期待して見に来てください!お待ちしております」

●森雪之丞(訳詞)
「『チャーリーとチョコレート工場』--すでに、スタッフ間ではチャリチョコと呼ばれていますが『チャリチョコ』の訳詞を担当します森雪之丞です。皆さんは、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のあの映画を思い出すと思うのですが、そのイメージが強くて当然です。

実は、この作品はミュージカルなんです。ファンの方がいると思うのですが、ウンパルンパたちの歌も当然ありますけれども、チャーリーの家族に対する愛の歌であるとか、僕も楽しみにしているのですけども、堂本光一さんが歌います、ウィリー・ウォンの複雑な心境を歌ったソロバラードもあります。すごくハートフルなナンバーもいっぱい入っているんです。全部で20曲くらい…実はもう訳してしまいました。

ミュージカルの翻訳物の訳詞をするにあたって、一番悲しいことはですね、一番はじめに仕事が終わってしまう事。そして、皆稽古で盛り上がっている時に行っても、比較的暇だということなんですね。それで今回はですね、ウィリー・ウォンカに交じってちょっと踊ってみようと思っていま す…嘘嘘それは嘘ですけれども(笑)。本当に僕自身すごくワクワクして、愛、家族というものに自分の考えを思い直したりして、自分も訳詞をしながら旅が出来ました。皆さんもこのミュージカルを観ていただければ、色んな心の旅が出来ると思います。どうぞ楽しみにいらっしゃってください」

●増田セバスチャン(アートディレクション)
「僕、今回の作品の初演をロンドンのウェストエンドで観ているんですね。それだけにすごく思い入れのある作品です。スタッフ皆で、世界一カラフルで、世界一ファッショナブルな舞台にしようと意気込んでおります。皆さん、この世界観を楽しみに見に来てください。待ってます!」

●レスリー・キー(ビジュアル撮影)
「私もセバスチャンさんと同じく、2013年にロンドンで観ました。1971年版の映画のウィリー・ウォンカが歌っている『Pure Imagination』が好きで、自分がビジュアル撮影で参加できることはとても光栄です。本番も凄いことになると思いますが、私たちが作るパンフレットも楽しみにしていてください!」

●松田尚子(振付)
「私は、ティム・バートン監督の映画がとても好きでお話も好きなのですが、絵が美しいのがとても大好きで印象に残っています。やっぱりウンパルンパの動きっていうのがすごく特徴的だと思っていて、振付をするにあたって大事にしたいなと思っています。ミュージカルの振付を色々やっているのですが、今回の作品は、普段ミュージカルではお名前を聞かない、すごく色々なおもしろいクリエイターの方々が集まっているのがおもしろいなと思っています。ストリートダンス界の巨匠であるYOSHIEさんがミュージカルの振付をして、私も一緒に振付できるっていうのがすごい楽しみなので、そのなかでウンパルンパをどう振付するのかがこだわりどころですよね」

●YOSHIE(振付)
「私もミュージカルは知らなかったので、映画の方から見て、その後原作を読んだ時に、ウンパルンパが森の部族で、ダンスが大好きな人たちとイメージするなかで、私は、雨が降ってくれっていう時も踊る、子どもも生まれても踊る、喧嘩して仲直りする時も踊る、というイメージが湧きました。私が『ダンス=命』で生きているタイプなのですが、年齢も性別も国も全て関係なく、一つにしてしまうのがダンスの力なので、それをどういう風に投影させるかというのをすごく楽しみにしています。

私はミュージカルで振付をすることがありませんでした。ダンスのジャンル的には、ペンギンという動物がいたらペンギンというダンスがあって、ファンキーチキンといったらチキンの動きをするダンスがあって、今回は、このウンパルンパダンスを作りますよ!という感じですね。スタッフ、演出家、出演者…皆で工場なんじゃないかという――本番の前の作っている段階が『チャーリーとチョコレート工場』なのではないかというような――ちょっとハートフルな現場にしたいし、その一員になりたいと思っていますね。チャーリーのようにチョコレートを分け合うような人間も磨けるような、ミュージカルになると思っています。皆さんもぜひ足を運んで温かい気持ちになって、みんなで盛り上がっていけたらなと思います。ぜひ観に来てください!」

文/久保田 和馬
 
   

ランキング(映画)

ジャンル