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2020年のオールスター、開催地候補が北海道と茨城の2カ所に絞られる

バスケットボールキング

 10月23日に行われた「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」についての記者会見で、2020年のオールスターゲーム開催候補地が発表された。

 最終候補となったのは、レバンガ北海道の本拠地である北海道と、茨城ロボッツの本拠地である茨城県。会見に登壇したBリーグ常務理事・事務局長の葦原一正氏によると、今後、リーグの現地視察などによって検討を重ねていくという。

 また、株式会社ブランド総合研究所が発表した都道府県魅力度ランキングでは、北海道が10年連続1位を獲得した一方、茨城が6年連続最下位という結果。葦原氏は「最上位と最下位の対戦となっています」とコメントした。

 同日、北海道の代表取締役社長兼選手である折茂武彦は、クラブの公式HPで次のように自身の思いをつづった。

「バスケットボールの祭典、オールスターゲームは、リーグの人気・実力を兼ね備えた選手たちが集まる夢の祭典です。自分自身も何度もこれまで出場させていただく機会がありましたが、Bリーグになってからは出場機会がなく、北海道で開催することになれば、おそらく自分の現役としては最後の北海道でのオールスターゲームになることになります。もう一度夢の舞台であるオールスターゲームを地元北海道に招致し、応援してくれる皆様のためにコートに立つという目標を掲げて今シーズンも戦ってまいります」

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「また、何より、今回の北海道胆振東部地震で多くの方がお亡くなり、未だ避難所で生活をしている方々もいらっしゃいます。レバンガ北海道も、地震後すぐに炊き出しや募金のほか、千葉ジェッツさんとチャリティTシャツを販売するなど様々な支援活動に取り組んできました。しかし、被災地では、生活だけでなく産業も大きな被害を受け、復旧活動はまだまだこれからです。私たちが戦うバスケットボールひいてはスポーツは、観る人に明日への活力や勇気を与えることができるもの。レバンガ北海道のスローガンは、『北海道に明日のガンバレを』。この北海道の地でオールスターを開催することで、名前に刻まれた明日への『ガンバレ』を北海道内に届けたいと考えています」

「また、大きなダメージを受けた被災地を除き、北海道各地はいつもの元気を取り戻していますが、風評被害により北海道を訪れる観光客が激減しています。観光産業は北海道の屋台骨で、経済に大きな影を落としています。北海道でオールスターを開催することで多くの方々に北海道に来ていただきたい。そして改めて北海道の素晴らしさを満喫していただきたい。それを通して、全国・全世界に『元気です北海道』と発信していきたいと思います

「北海道庁の皆様、札幌市役所を始めとする地元札幌市民を始めとする道民の方々、北海道バスケットボール協会関係者様、メディアの皆様、レバンガ北海道を応援いただく全ての皆様の想いを集結して、開催していきたいと思いますので、どうぞご協力のほどよろしくお願いいたします」

 なお、今季オールスター開催日の2019年1月19日に、試合会場の富山市総合体育館で開催地が発表される予定だ。

 
   

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