【MLB】カージナルス－ブルージェイズ（3月30日・日本時間31日／セントルイス）
いかにもメジャーリーグらしい粋な演出だ。カージナルス一筋で195勝を挙げた41歳のベテラン右腕・ウェインライト投手が、開幕戦直前のセレモニーで国歌独唱。美声を披露し、満員のスタンドから大喝采を浴びた。
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多くのファンで埋め尽くされたセントルイスのスタジアムが、試合前から大いに沸いた。バイオリン奏者によるカナダ国家の演奏が終わった後、中継カメラは列に並んでいたウェインライトのもとに。直後にアメリカ国歌の独唱を行うことがアナウンスされると、一気にファンから大きな歓声が起こった。胸に手を当て、緊張した様子も見せたウェインライトだが、いざ歌い始めると甘く優しい歌声を響かせ、しっとりと歌い上げた。これには中継を見ていた日本のファンからも「渋いｗｗｗｗ」「かっこいい」「のど自慢きたー」「歌手いける」「これはいい演出」と、次々とコメントが集まっていた。
ウェインライトはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でアメリカ代表として参加。今季限りでの引退を表明しているが、開幕1週間前に股関節を痛めて故障者リスト入り。復帰まで数週間かかると見られている。節目の200勝達成に早い段階で復帰したいところだが、まずは歌声で今季の“初登板”を果たすこととなった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
