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「残念なことにいまも彼の帰還を待ち続けている」パフォーマンスが一向に上がらないバルサの10番が崖っぷちに

SOCCER DIGEST Web

 アンス・ファティが崖っぷちに追い込まれつつある。今夏に余剰戦力の売却が不可欠と指摘されるバルセロナで、フェラン・トーレスとともにその筆頭候補に名前が挙げられ、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督就任後初となるスペイン代表のメンバーから外れたことも、当然のことのように受け止められている。

 バルサでは相変わらず途中出場がメインとはいえ、コンスタントに出番を得ているここ数週間も、ふてぶてしささえ感じさせた怪我をする前のパフォーマンスからは程遠く、ラ・リーガ制覇に向けて快進撃を続けるチームの勢いに乗ることができていない。

 そんなアンス・ファティの復活に疑問を投げかけるのが、『アス』紙の前編集長でスペインメディアの重鎮、アルフレッド・レラーニョ氏だ。自身のコラムで次のように見解を述べている。

「アンス・ファティが怪我により虚空への旅に送り込まれたのは随分前のことだが、残念なことに我々はいまなお彼の帰還を待ち続けている」

「もはや治療法の選択で繰り返しつまずいたことは疑いようがなく、その決断の是非を問う声に対して、慎み深いベールがかけられている。以前の状態に戻ってほしい――。年月が経過するたびに、その我々の願いが叶う可能性は低くなっている」
 
 先日、同じく10代で華々しくデビューしながら、バルサを退団した後、長く放浪生活を余儀なくされたボージャン・クルキッチが静かにスパイクを脱いだ。バルセロニスタの間では、彼のキャリアにアンス・ファティを重ね合わせる者も少なくない。

 昨年1月、左足大腿二頭筋を損傷した際に、クラブから手術を勧められながら、保存治療を選択したことが果たして良かったのかという疑問が横たわる。ここから復活を期すのか、それとも下降線を描いたままなのか。

 一向にパフォーマンスが上向かない現実を目の当たりにして、スペインでは日増しに悲観論が高まっている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
   

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