確かに結婚会見では「彼は明るくて飾らなくて、何をやっても食べていけそうな感じ」と語り、夫婦というより「同志」に近い存在、との印象を受けた。だが、彼女が言うには、婚姻届に自分の名前を書き入れた瞬間、
「すごく違和感を感じて、この届がどんな意味を持つのかなって。その違和感は最後まで抜けなかった」
というから、よほど心に引っかかるものがあったのか…。
結婚も離婚も、最初に言い出したのは彼女からだったそうだが、離婚届に判を押した瞬間も、
「まるで他人事のようで、ドラマの一場面みたいに思った」
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淡々と語る宮崎は会見の最後、元夫に対し、思いっきり明るく、こんな言葉を贈った。
「お元気でね!」
大の阪神ファンを自認する2人だが、前シーズンのタイガースの成績は最下位。優勝して「挙式する」前に、離婚が先になってしまうとは…。以降31年、彼女は独身を貫いている。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。