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渡辺徹さん、「最後のナレーション」に視聴者が寄せた「万感の思い」が沁みる!

アサジョ

 2004年から19年間近くにわたり、俳優の渡辺徹さんが日本語版ナレーターを務めたドキュメンタリー番組「地球ドラマチック」(NHK教育)。渡辺さんが担当した回は、12月4日深夜に再放送された「“約束”の菜園~虫と野菜のハーモニー~」をもって最後となった。

 同番組の公式ホームページには〈19年近くにわたって『地球ドラマチック』のナレーションを担当された渡辺徹さんが11月28日に亡くなられました。ここに謹んで哀悼の意を表します〉という文章を掲載している。

 視聴者からは、渡辺さんの冥福を祈る言葉とともに「もう地球ドラマチックのナレーションは聴けないのかと思い、悲しくなった」「ゆったりとした聞きやすい声でした。残念でなりません」「渡辺徹さんの優しくほのぼのとした語りが印象深く耳に残ってます」「優しさがこもった声だったなぁ。あの声、好きだった」「素晴らしいナレーションで大好きでした。ありがとうございました」など惜しむ声が寄せられている。

「いつも笑顔で、明るい印象の渡辺さんですが、『地球ドラマチック』での淡々としたナレーションは、高評価を得ていました。番組内容は、自然界の動物を追った作品が多く、親子の心温まるシーンもありますが、時には捕食の場面もあります。渡辺さんはどのような場面であっても感情は抑えて話していました。最後になった回も、いつもと変わらない落ち着いた声でした」(テレビ誌ライター)

 俳優、歌手、ナレーターなど、さまざまな才能で魅了してくれた渡辺さん。61歳という早すぎる死が残念でならない。

 
   

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